2014年9月16日火曜日

★無事帰国★

昨日、日本時間のお昼過ぎに無事帰国しました。
本日より素敵に時差ボケで13時過ぎに起きる始末。。 溜まった洗濯物をしまくるといういつもの主婦業を再開し、また前回同様におとぎの国から戻ったような不思議な感覚に陥っている。

11日間の旅はあっという間に終わってしまい、また今回も色んなことがあった旅行だった。 Graz滞在中に旅したのとはまた違って滞在日数も長く、一人であちこち歩き回った旅も中々良かった。 その記憶を残した写真の枚数はキャメラだけで2511枚に加え、iPhone、iPod touchと3000枚は撮影したと思う。。 これから写真の整理とブログ掲載写真の選択、画像処理、構成にまた大変な時間が掛かりそうだ。 10日間の滞在に、さて何話書くことになるだろう.. ( ̄ρ ̄) ぼちぼちやっていこうと思う。


今回の旅の最大の目的だったSchloss Neuschwanstein【ノイシュヴァンシュタイン城】を目にしたときは、感動の余りに..


涙がでそうだぞぉーーーーー!!!
でございました(((u u*)


そんな旅の出来事を、写真と一緒に笑いに感動、ときに涙や興奮をリアルにそして、描写的に表現したお話を皆様にお届けできたらと思っています。


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2014年9月8日月曜日

★What a friend we have jesus★【後編】

★それもまた旅★【中編4】のつづきでございます(((u u*)


シュタット城からSt.Niklausstiegeという通りを通って結局またWeite Gasseに出てきてしまい、三度目のStadtturm【シュタットトゥルム/都市タワー】前でございます(((u u*)


時刻は15時15分、ホテルに戻るのもまだ早いし、せっかくなので商店街を冷やかしてみようと街歩き。

その途中、またもやこのような階段を発見!!
日本だとこんな階段を見たらビルの階段だと思うよね(´-ノo-`) 何度も言うようだけど、これも道なのです。 実はここからもシュタット城に繋がっているんだな。


可愛いインテリアショップを見つけて吸い寄せられるように入っていく。 こういう調理器具を見るのが大好きで、このドストライクなデザインにうっとり(´ω`人) そして思わず【◎】]ω・´)パチリ。 しかし残念ながら変圧器がないと日本では使えないので、ぶらりと中を見ただけで店員さんに挨拶をして店を後にした。


それから1時間ほどo(- ̄*o))))...ウロウロ...((((o* ̄-)o してBadenの駅からZürichへ戻る。


階段を下りた先にある出発時刻の掲示板を見て暫く悩むKazu。


  うーーー( ̄ρ ̄)ーーーん.. どうしよう。。


ここで説明しよう(o・ω´・o)b
現在の時刻は16時15分を回ったところだ。 16時15分発のS12の掲示は消えていないけど、1番線に向かう途中におそらく列車は出発するだろう。 ローカル線のS-Bahn【エスバーン/都市近郊鉄道】の次発は6分後に5番線より出発するS6だけど、Kazuの購入したチケットは前編でお話しした通りゾーン117だけが通れないチケットなのだ。


つまりここね、ココ! 緑の線で記した箇所、ここだけなのよ.. orz..
罰金覚悟でS6に乗るか、30分待って次のS12に乗るか悩みどころである。


ここはキリスト教の国スイス..
What a friend we have jesus( -人-)
どうか負える荷でありますように..


※よい子の皆はマネしないでね(*・ω・)b


――――――― 16時59分、定刻通り何もなくZürich HBに到着。


駅舎にデカデカと吊るされたHistrisches Museum【歴史博物館】の看板に目が留まり、休館日のチェックを怠ってしまったことを少し後悔した(´・ω・) 次回はきっと・・


今晩は相方がレセプションの為、夕食は一人なのでホテルの斜め向かいに在るcoopで食料の調達をする。


買う予定のない野菜コーナーから順に、市場調査も兼ねてぐるりと店内を物色。


本日の日本食コーナーもくまなくチェック( *・`ω・´) オニギリサンドのオリーブオイルギトギト加減を確認してニヤニヤしながらチーズコーナーヘ..


日本もラクレットチーズが安価で手に入ることを切に願う。


ハムやソーセージの品揃えが豊富で、明日のパンに挟むハムをどれにしようか迷ってしまうほどだ。


そして本日のディナーはミートボールサラダとローストチキンのハーフときたもんで!焼きたてがあったのでつい.. (*ノ∀ノ)テヘッ❤


どどん!とこれでCHF4.55(約527円)とワンダホーなプライスについうっかりね。。
ホテルのイケてない扇風機の前で独り反省会。


歪んだままの絵画を直して今日もビールが始まった。

と・・ (;´・ω・) ビールで無理矢理終わらせましたが、6話に渡りお届けしましたBadenの渡航記は如何でしたでしょうか。Schaffhausen【シャフハウゼン】で色々とやらかし、「昨日の経験は今日のしるべ」なんて言いながらも道に迷ったりした挙句、やっぱり旅は思い通りにかないこともあると開き直った旅だった。「旅は道ずれ世は情け」と言うたもんですが(根本的な意味はまたちょっと違うけど..)、これも同行者が一緒だとそう思うことで、一人旅だとただただ強くなるだけだった。それでも道を訪ねたときに快く教えてくださった小父様や話しかけてきてくれたショップ店員のお姉さんがいたおかげで多少の不安も和らいだ。 最後は慈しみ深き友なるイエスに祈りBaden終了でございます(((u u*)

明日はZürichの街歩きと教会めぐり、そしてLimmat【リマト川】クルージングで出会ったタイ人の青年のお話を笑いと共にお届けします。


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★それもまた旅★【中編4】

★Badenの街角から★【中編3】のつづきでございます(((u u*)


リマト川に架かるHochbrücke【ホーホブリュッケ/ホーホ橋】を西へシュタイン城を目指す。


その先で交差するBruggerstrasse【ブリュッガーシュトラーセ/城塞通り】を北へ曲がったところで城が近くに見えてきた(゚∀゚*)オオッ!! 

しかしどうやって行けばたどり着くのだろうか.. ( ̄ρ ̄)

【『City Maps 2Go』】
地図では城に繋がる道が所々赤い点線で記されていて、昨日のMunot【ムノート/円形城塞】だと階段を表す点線だったけど、見渡すところトンネルの手前に階段なんてo(- ̄*o))))...あらしません...((((o* ̄-)o やむを得ずStadtturm【シュタットトゥルム/都市タワー】に戻りそこから繋がる赤い点線を辿って行ってみようとやってきたが..


コレがその道なのだろうか???

それなりの覚悟を決めてソソッ(( ̄_|と中へ入ってみる。

その先は薄暗~~~い地下道のようで ((゚゚дд゚゚ )) 人通りもないし。。 こ・・ 怖い。。

GrazのSchloßberg【シュロスベルク/城山】の地下の通洞を思い出す。 ここもきっと昔は通洞だったに違いない。

からの駐車場ときたもんで・・ 
そんな地下道の壁にはそこそこレベルの高い落書きがあったけど、Kazuの知るところでSalzburgの地下道に描かれたヴォルフガング・アマデウス・モーツアルトには至らずだった。

そんな地下道を出た先で外国人に道を聞き、Kazuのつたない英語が何とか通じたようでやっとの思いで城へ繋がる道までやってきたはいいけど・・


またそこから長ーいスロープ若しくは階段で上がるようで(|||´・ω・)


気が遠くなりながら水分補給をして呼吸を整える。


道に迷った挙句、どうやら一番長いルートで上ってしまったようだ。。


旅が思い通りにいかないのも それもまた旅。 


計画通りにいかないのも旅である。


最終的に辿りつけたのならばそれでいい(((u u*)


この景色を見た瞬間、そんなことがどうでもよくなるのだ。


暫くして隣に居たカップルが下りて行ったのをいいことに、セルフィータイム♪


そう.. 旅は楽しむものである(o ・`∀・´)ノ


ここからだと駅やビルがプラレールみたいに小さく見えて、パノラマに広がるBadenの街並みを一望できる。


なだらかに広がる丘陵の緑がとても美しくて、暫く眺めていたいけど・・

数分居るだけで汗だくになるほど暑い。。

シュタイン城は今から1000年ほど前に造られ、ハプスブルク家の正式な拠点だったとか。1415年1712年に破壊された後、修復されることなくRuine Stein【ルイーネ・シュタイン/石の廃墟】と呼ばれ廃墟のままの状態で残されている。

お城の隣には教会のような建物が建っていたけど、今も機能しているかは不明。


来た道とは別のルートで戻るのがKazuのお決まりのパターンで、その途中Stadtturmが真横に見える場所で立ち止まって暫く撮影をしていた。 真下から見上げるのも中々の迫力だけど、横からだとまた違った表情で、特に屋根のタイルが美しい。

そう・・ ここに来て漸く気づいたのである。

こんな民家の間にある階段を上って行くとお城に辿りつくなんて誰が想像する???


先の地図で説明すると、四角で囲った点線が往路で通った薄暗い地下通路で、丸で記した場所が現在地。 赤い点線はやはり階段を示していたのである。

ーーーーー何だか狐につままれた気分。。

されど これもまた旅。


長くなりましたので、つづきは後編で(✿ゝω・)ノ


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★Badenの街角から★【中編3】

★国旗掲揚それぞれの意味★【中編2】のつづきでございます(((u u*)

教会見学もそこそこに、心が清められたところで街歩きの続きといってみようヽ(。ゝω・)ノ

昼下がりの誰もいない石畳の路地をてくてく歩く。 何だかこういう雰囲気が大好き❤


窓枠の色が隣家同士同調の色で揃えられているところとか。。 ただの進入禁止の標識ですらお洒落に見えてしまう。


【『City Maps 2Go』】

Katholische Stadtkircheからオレンジの矢印の方向へKircheplatz【キルヒェプラッツ/教会広場】よりObere Halde【オーベレハルデ(スロープ)】を下った先を東へUntere Halde【ウンターハルデ】をリマト川の方へ進んで行くと、Baden名所のHolzbrücke【ホルツ橋】が見えてきた。 大抵の観光客ならこの時点で橋まっしぐらだろう..

 しかーし、その前に(o・ω´・o)b



しつこいようだけど、こんなユーモラスなアイアン看板も見逃さないでほしい(o・ω´・o)b
Chen Layというチャイニーズレストランの看板で、おそらくこの鳥は北京ダックを表現しているのだろうな( ̄ρ ̄)

ヨーロッパの街角にはこんな看板があちらこちらに掛けられているので、普段より少し目線を高くしてキャメラを向けて歩くのもまた良しだ(((u u*)

昨日のSchaffhausen【シャフハウゼン】はErker【エルカー/出窓】で競い合っていたけど、Badenの店舗は看板で競い合ったりするのだろうか( ̄ρ ̄) と思ってしまうほどどれもグッドデザインだ。 この王冠型をした看板はThikという劇場にかけられた看板で、この王冠が何を意味しているのかは謎..

そんな看板の紹介はほどほどに、Baden名所のホルツ橋を渡ってみよう!

木造で造られた一見小屋のような屋付きの橋。


 うーーー( ̄ρ ̄)ーーーん..


横から見るのと正面から見るのとはまた違った印象。
かなりの歴史を感じるその創設は、今から200年以上前の1810年だとか。

またまたこんな歴史を感じるものを見てしまうと、立ち止まって思いに耽ってしまう。

この時代、日本だと江戸時代に造られた橋で、現在ではその時代の風俗画でしか見たことがない。 歌川広重葛飾北斎の浮世絵に描かれた萬年橋が架橋された頃より少し後に造られたようだけど、こうして昔のままの状態で使われているのは凄い。

当時だとかなり画期的な造りだったんだろうな。

窓の隙間から覗いて見たりして、ホルツ橋を十分に楽しんでみる。 その間、何度か通行人がいたけど誰もが通って行くだけだった。 こんなド田舎な街角で橋の写真を何枚も撮っているアジア人の方が珍しいという眼差しで見られた。 しかしそれとよく似た状況をいうならば、日本に来てマンホールの写真を撮る外国人だって大して変わらないんじゃないかな( ̄ρ ̄)


さらに中央の窓から上流側に見えたHochbrücke【ホーホブリュッケ/ホーホ橋】の眺めは、過去から未来を覗いているようだ。

――――― ちょっとしたタイムトラベルを味わった。

横から見るとまた違った表情で、Badenの街並みに欠かせない存在。


均等に貼られたウロコ状の板がとにかく美し過ぎる(゚∀゚*)


橋を出た先に繋がる細い路地を通ってさらにBadenの歴史に浸ろうとHistrisches Museum【歴史博物館】へヽ(。ゝω・)ノ


振り返ると先に立ち寄った教会からの風景が違った角度から見えて、旧市街地の景色がKazuの目に色濃く残った。


その先に見えていた薄暗く古めかしいトンネル通路を抜けると..


現代アートなモニュメント!?


歴史博物館にしては現代美術館のような造りだな( ̄ρ ̄)
おや? 何だか中が薄暗いぞ(ω・`))(´・ω・`)(( ´・ω)

ーーーーーハイ.. まさかの定休日。。

Thermal Baden【サーマルバーデン】の情報収集に勤しみ過ぎて、Histrisches MuseumのHPすらチェックしていなかった(_ _。) ここからバスに乗って移動しようか。。 


いや、歩いてHochbrücke【ホーホブリュッケ/ホーホ橋】を渡ってみよう(p*゚ー゚)q


ふと交通標識に目が留まる.. 


ホーホ橋から見たBadenの街並みは、Badenを画像検索にかけたときにヒットした景色だった。 クレーンが残念だけど、これはこれでよしとしよう(((u u*)


橋の街灯にかけられたBaden ist. の旗が快晴の空にくっきりと浮かんで見えた。


 
「バーデンである」・・・ ハイ.. わかっています。。


そこから見えるシュタイン城のスイス国旗も風に靡いていたけど、日差しは容赦なくジリジリと刺さる。 額に汗を滲ませながら橋を渡り、これから小高い丘の上に建つお城を目指す。
どうやって辿り着くのか曖昧のままに.. 迷えば誰かに聞けばいいだろう。。

長くなりましたので、つづきは中編4で(✿ゝω・)ノ


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