今回の渡航は相方の仕事に同伴してやってきたもんだから、旅の前半はZürichを拠点に列車で近郊都市をリサーチするといったスタイルで一人旅をしている。 昨日のSchaffhausen【シャフハウゼン】では10話に渡り色々とやらかした記事を書いたけど「昨日の経験は今日のしるべ」、同じ過ちを繰り返す人は単なるアホウだ(o・ω´・o)b
ということで、今日もZürich HB【チューリッヒ中央駅】に向かう。

BadenはS-Bahn【エスバーン/都市近郊鉄道】で移動できる距離で、予め買っておいたZürichCARD【チューリッヒカード】と、
ZürichCARDはそれから72時間有効のチケット(CHF48)で、この刻印を忘れると切符を持っていてもキセル乗車になってしまうのでご注意を! 昨日の記事にも書いたけど、大人になってからの「忘れました」は通用しないし、日本とは全く違ったシステムに、ついうっかり打ち忘れて罰金を支払うことになった日本人も多いようなので気をつけよう(((u u*)
72時間チケットの他に24時間チケット(CHF24)もあって、空港とZürich市内間にも使えるので到着早々に観光案内所でGETすると便利だろう。 記載のゾーン(110、111、121、140、150、154、155)内で指定された列車、バス、船といった公共交通機関に有効だし、その他にも特定のショップで10%の割引やZürichの殆どの博物館に無料で入場することができる特典も付いているので、物価の高いスイスでは元が取れそうだ( ̄ρ ̄)
滞在4日目ともなるともう慣れたもんで、軽い足取りでZürich HBの駅構内にあるいつもの掲示板の前までやってきた。
渡航前に『SBB Timetable』(無料)のアプリで検索した下の赤いラインで行く予定で、

Badenへの利用区画やラインをゾーンマップで説明すると、青い線で囲ったエリアがZürichCARD利用区画、赤い線(+154)のエリアが追加購入したゾーンカード利用区画で、青のラインだとゾーン外の117を通過するので赤のラインでないと利用することができない。 距離も赤のラインが最短なので、敢えてこのゾーンチケットを購入したのである。
次発は10時44分発のBrugg【ブルック】行きS12で、9分後に出発なので41/42番ホームに急ごうヽ(。ゝω・)ノ
とはいえ、駅構内でスイスで一番人気のチョコレート屋さんLäderach【レダラッハ】を見かけたら、ついつい立ち止まって写真を撮ってしまう(*ノ∀ノ)テヘッ❤ Läderachといえばこの大きな板チョコを割って量り売りで有名! 先日もチョコレートについて少しお話したけど、1人あたり年間日本人の5倍(10.6kg)の量を消費するチョコレート大国スイスは、ミルクチョコレート発祥の地で、特にここのチョコレートはアルプスでストレスなく“幸せに育った牛(ハッピーカウ)”から搾乳したミルクのみをベースにした拘りのミルクチョコレートだとか(*´ I `)
口溶けを滑らかにする製法を生み出したLindt【リンツ】のチョコレートはよくお土産で戴くけど、Läderachのチョコレートは一度も食べたことがない!! ちょこっと買って列車で食べたいけど.. うーーー( ̄ρ ̄)ーーーん.. 時間があらしません(_ _。)
そんな気持ちをよそに、目の前に見えたS-Bahn【エスバーン/都市近郊鉄道】の表示の矢印の方向へ、地下に繋がるエスカレーターを下りる。
エスカレーターを下りた先には停車駅を表した掲示板があって、もうすぐ到着するS12の横に左側ホームを指す矢印が出ていた。 さすがスイスの鉄道! わかりやすいo(*´ I `)o これから乗車するZürich-Baden(23.3km)間は、スイス国内における鉄道の創始と最も歴史のある路線で、その開通は1847年と周辺諸国よりも遅いものであったらしいけど.. (*ノ∀ノ)もうもう そういうね、歴史どんと来い(。`・ω・)ノ゙
そうこうしていると・・
あ! 列車キター!!!
【◎】]ω・´)カシャカシャカシャ★ (撮り鉄子)
近郊列車なのにこのゆったりとした二階建ての車内(゚∀゚*)オオッ!! 信号カラーでお洒落に統一された内装。
シートはボックス席とベンチシートがあるけど、Kazu以外誰もいなくてガラガーラ。。
いつもの如く、音楽を聴きながら車窓を流れる景色を眺めていると、
あっと言う間に到着する乗車時間に、少しもの足りなさを感じる距離だった。
It's automatic!の自動扉から地下のホームに降り立って、駅構内をo(- ̄*o))))...ウロウロ...((((o* ̄-)o とBadenの路面図を求めてインフォメーションを探す。
構内は充実したkiosk【キオスク/売店(実はドイツ語)】や
キャラクターグッズを販売するお店など、ちょっとしたエキマルシェな雰囲気。
インフォメーションでゾーンマップや情報冊子をGETして、ZVV【チューリッヒ・トランスポート・ネットワーク】路線図を画像に収める。
追加で購入したチケットは、ZVVが発行するZ-Passで、ゾーン内(154、184、570、572)乗り放題のTAGESKERTE【ターゲスカルテ/1日切符】だ。 路線マップとゾーンマップを照らし合わせて利用できそうな箇所をチェックしていざ地上へヽ(。ゝω・)ノ
この左側に地上に繋が階段があるみたい。。
地上に上がり目に飛び込んできた光景は、澄み渡る青空で、さらに見上げると遠くに飛行機雲が見えた(*゚ー゚)
そしてGoogleストリートビューで検索していたのと同じ駅舎を見て感慨無量 (((u u*)
やっと来れたぜBaden(≧∀≦*)ノ
ドイツ語で「浴場」を意味するBadenは、古代ローマ時代に遡り2000年以上の歴史のある温泉地で、現在も考古学者たちによって発掘調査が行われている。
さっさっ、そんないにしえの地を早速歩いてみようかヽ(。ゝω・)ノ
長くなりましたので、つづきは中編1で(✿ゝω・)ノ
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