チケットは昨日Zürich HBで相方付き添いのもと、Maienfeld、Schaffhausen、明日行く予定のBaden、そしてチューリッヒカード(72時間有効)をまとめて購入したので心配ないんだけど、ドイツ語は喋れないし英語だってままならないKazuが一人で列車とバスに乗って目的地に辿り着くことができるのだろうかと考えると、朝から緊張が走る。
そんな心境の中、学会へ向かう相方を送りだす。
いつだってKazuを放置することが平気な相方は、ここでも至って普通の対応で「じゃーねーバイバーイ( ̄◇ ̄*)ノ゙」と一言。。
オイオイヾ(・ω・`) 「気をつけて行っておいでよ!」とか、「道に迷ったらこうするといいよ!」とかとか、何かしらのアドバイスというのはないのかーーーーーい(・|0|・)
と・・ そんな声も届く筈がなく... 予定している11時過ぎのIC【インターシティー/特急】に乗る為に、急いで身支度をする。
昨日は地上から横断歩道を通って行ったZürich HBの駅構内を、今日は地下道で移動してみよう(p*゚ー゚)q 相方がいないと行きたい道で自由に行動できて、これはこれで楽しいかも(*´艸`*)
最近改装された駅構内は床や天井もピカピカで、この近代的なデザインと緑と青のイルミネーションがカッコイイじゃないか(。`・ω・)ノ゙
いかんいかん!
タイムキーパーの相方がいないので、撮影もほどほどに。。
プラットホームに上がる前に、念の為タイムテーブルの確認。
あった!
『SBB Timetable』(無料)のアプリで調べた情報と一緒だ(*゚ー゚)
コンパスが逆を指している点を除けば、中々使えるアプリである(o・ω´・o)b
Zürich HbからSchaffhausenまでは、北へ50kmほどの距離で時間にして38分で着く。 14分後に出発するので急ごう。
真っ直ぐ進むとGleis【グライス】41-44は地下に在るS-Bahn【エスバーン/都市近郊鉄道】ホームで、Kazuの目指す14番ホームはGleis3-18/51-54の斜め右を指す矢印の方向へ。。
地上に上がったところでホームの変更がないかもう一度確認(。`・ω・)b
スイスの道路や線路は日本とは逆の右側通行なので、列車も右方向へ進む。
なのでこの赤く囲った車両の進行方向は右を指していて、1等車が最後尾となる。
Kazuが購入したチケットは2等なので、前から4車両の予約席以外は乗車可能ということだ。
Zürich HBが始発駅なので到着した車内はガラガラ。
西側の4人掛けボックス席に座り、出発を待つ。
11時05分、定刻通りに動き出した。
北へ向かう列車は、数分後には緑が続く牧草地へと景色が一変する。
国土の6割をアルプス山脈が占める山国スイスは、どこからでも山が望める。
車窓を流れるパノラミックな景色に、今日は佐藤直紀作曲の『last paradise』をBGMにダイナミックさも加えてみよう( ̄‥ ̄)
田園風景も心が和むなぁ。。(*´ I `)o
暫くすると検札員がやってきてKazuが乗っている車両の検札が始まった。
外国人から見た日本の切符もややこしいのかも知れないけど、ここスイスの切符もかなりややこしい。 ローカル線はゾーンで買うので慣れれば簡単なのかも知れないけど、近郊の地理が解っていないとわけがわからない。
Schaffhausen【シャフハウゼン】行きの切符はZVV【チューリッヒ・トランスポート・ネットワーク】が発行するZ-Passなので、明日のBaden【バーデン】行きのチケットと間違えないように、券売員のおねいちゃんが切符の裏に「Schaffhausen」とご丁寧に書いてくれた。
切符の有効期限は購入から1年間。
「VERFALL: 05.09.2015」・・・失効: 2015年9月5日
使用する際に、駅構内に設置されてある刻印機で刻印をする。 これを忘れるとかなり面倒なことになるのでご注意を!! 大人になってからの「忘れました」は通用しないし、ヨーロッパの列車はゲートに関しては甘いけどキセル乗車などが見つかるとタダでは済まず、問答無用で多額な罰金を請求されることになる。 日本とは全く違ったシステムに、ついうっかり打ち忘れて罰金を支払うことになった日本人も多いとか...

チケット購入の際に、ゾーンの地図(無料)の入手もお忘れなく(*・ω・)b
検札も終わったのでこれでトイレに行けるぞ。
さて、そろそろ到着かな。。 と思った頃、東側に座る人たちが立ち上がり、何やら賑やかに話している。 得意のチラ見(( ̄_|でチェックをしてみると、これから行くRheinfall【ラインファル/ラインの滝】のダイナミックな滝壺が見えているではないかΣ( ̄ロ ̄ノ)ノ
しまった!!!!!
東側に座ればよかった.. orz..
気を取り直して、そろそろ降りる準備をするKazu。
ヨーロッパの列車のドアは手動で開けるので、他に降りる人がいなければ自分で開けなきゃいけない(´・ω・`) いつもなら相方が力ずくで開けてくれるんだけど、一人なので頑張って開けないとキセルになってしまう。
どのタイミングで開けるんだろう(´・ω・) とか、開かなかったらどうしよう。。 とドキドキしながら開閉バーを握りしめ、待ち構えているところにプラットホームが見えてきた。
今だ!(。`・ω・)q
と思いっきりバーを横に倒そうとしたタイミングで降りる人たちが続々とオープンデッキにやってきた。 みんな遅ーーーーーい!!と心の中で叫ぶと同時に、ヤバイ!!! ドアが開かない((((;゚Д゚)))))))
そして数秒後に
プッシューーーーーーーン。
という音と共にドアが開いた。
アレレ( ・ ・)
ホームに降りたKazuに、Kazuの後ろに居たマダムがクスッと笑いながら、宇多田より素晴らし発音で「It's automatic!」 と言ってきた。。
いつからオートマになったのだろう( ̄ρ ̄) 教えてよね。。 寧ろドアの横に書いておいてよね。。 とブツブツ言いながら駅を後にしたのであった。
長くなりましたので、つづきは中編1で(✿ゝω・)ノ
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