Schaffhausen【シャフハウゼン】の駅に降り立ったKazu、ここからさらにバスに乗ってRheinfall【ラインファル/ラインの滝】へと向かう。
Rheinfallへのアクセス方法はKazuが知るところ3パターンあり、1つはSchaffhausen駅から1番バスに乗って行く方法、2つ目はダウンタウンを抜けてSchifflände【シフレデンテ/船着場】の辺りから定期的に出発するPhyfallexpress(機関車型のバス)に乗って行く方法。 3つ目はSchaffhausen駅から630番か634番のバスに乗ってSchloß Laufen am Rheinfall【シュロス・ラウフェン・アム・ラインファル】で降りてチューリッヒ州側から望む方法。
他にもマイナーな行き方ならいくらでもあると思うけど、日が沈まないうちにホテルに戻りたいし、今や我が家の武勇伝となった熊の被り物を被るなんて以っての外だ(。`・ω・)b 今日は真面目にしようと思う。 なのでここは、チャッチャッチャッとケチャダンスのようなキレで目的地へ行くために1番バスを選択(o・ω´・o)b
駅を出て右へ曲がって直ぐのところにバス停はあって、1番バスの時刻表が掲示されていた。 その1番のマークの下には「Richtung」【リヒトゥング/方面】、「Neuhausen、Herbstäcker」【ノイハウゼン、ヘルプシュテッカー】と記載されており、Herbsäcker方面でRheinfallの最寄駅であるNeuhausenに停まることが記されてあった。
その右横に停車駅が載っていて、現在居るSchaffhausen, BahnhofからNeuhausenは7駅目、時間にして10分ほどだろう。
続いて出発時刻は・・ 今日は日曜日なのでSonn-und Feiertag【ゾン/日曜・ウント/~と・ファイアーターク/祝祭日】の時刻で、今からだと12時50分のバスに乗れそう(*゚ー゚) って.. あと10分もないので急いでチケットを買わないと!!
時刻表の隣に設置されたこの自販機で買うわけだな( ̄ρ ̄)
やばい・・ 一番苦手なパターン。。
ほらほら! こんなんわかります???
無・理・難・題やて!英語のメニューもあるんやろうけどさぁ、そもそもゾーンで書かれたらさっぱりわからんて!! なんやの!? 810とか821とか(`ω´ ) 紛らわしい! 地名でええやん、地名で(*`д´)ノ゙
そんな小言を(心の中で)言いながらタッチパネルにKazuの指が反応するか試したり、左下にある「?」のマークをポチポチ押してみたり、見た感じ左上のEinzelbillett【アインツェルビレット】なんだと思うけど、それで合っているのか不安になって、決済画面まで進み購入のボタンを押すところで躊躇ってしまう。 その金額CHF3、日本円にして348円と日本より物価の高いスイスでは妥当な価格設定で、金額的にもこれに相違ないだろう( ̄ρ ̄) と... ここは困っているフリをしてしながら昨日のおねいちゃんのような親切な人が通りがかるのを待っていたところ、一人の男性と目が合った(* ̄ー ̄)
勇気を出して、
Excuse me. と一言、その彼が立ち止まった。
Kazu: Could you tell me how to buy tickets? I'd like to go to the Rheinfall.
男性: Yes,One person?
Kazu: Ja,One adult,bitte. (出ました訳の分からん英語とドイツ語)
男性: Okay.
その男性は「Einzelbillett Zone 810」をポチッていった先の決済のところで、あとはコインを入れて終わりだよ的なことを言って去って行った。
Danke schön.. (((u u*)
Kazuの拙い英語が何とか通じたようだけど、実はこの切符買わなくても良かったんだなぁ.. (。´・д・) (気付いている方もおられるかと思いますが、これについてはまた後に説明します。)
出発まであと5分、バス停の前でバスを待っていたKazuの目に映った1番のバスが、なんと逆側の車線に停まっているではないか!? おや? と思いながらもそれ以上疑わずにそのバスに乗り込んでしまったのだ。
車内はガラガラの状態で、本当にこのバスがNeuhausenに停車するバスなのか不安になり、先ほど撮影した時刻表の停車駅の画像を見ながら停車する駅名を確認する。
やっぱり・・
やっぱり逆に向かっている(|||´・ω・)
逆方向のバスに乗ってしまったようだ.. orz..
どうしよう。。
だけど停車していくバス停名を中々完璧には確認できず半信半疑の状態。
運転士さんに訊いてみようかと思ったけど随分前だし..
ふと振り返ると老人の男性が一人座っていた。 意を決してその男性に訊いてみようと近寄り..
Excuse me. Dose this bus stop at Neuhausen?
その男性の答えは ・ ・ ・
I don't speak English.
ガーーー( ̄◇ ̄*)ーーーン。
そしてその男性はそこから3駅後の停車の前に扉の前に立ち、その付近に座っていたKazuに親指を立てて扉の方を指しながら、僕は降りるよ的な仕草と共にアイコンタクトを送ってきた。。え・・!? まさかここがNeuhausenではないですよね。。 日本のようなアナウンスはないし、停車駅を知らせるような掲示板も前にあるんだかないんだか。。 とにかくKazuが座る座席から駅名を知るには、窓から見える情報しかなかった。
Kazuもこの駅で何となく降りた方がいいのかと思い、男性に続いて降りてしまったけど。。 その後、言葉を交わすことなく男性はどこかへ行ってしまった。
降り立った駅はBirkenstrasseという住宅街の中にある駅で、すぐ傍の民家から賑やかな声とバーベキューの匂いが漂ってくる。 見てみるとバイクのチーム旗を門の上に貼ってバイク仲間とパーティーをしているようだった。
お腹空いたなぁ。。 ( ̄¬ ̄) Kazuも仲間に入れてくれないかなぁ。。なんて思いながら次のバスの時間を確認する。 次は20分後..
まともに行っていれば10分ほどで着いた筈の停車駅は倍になってしまい、次のバスの時間を考えると・・ これって単線??? もしかして日曜、祝祭日は1台しか運行していないとか??? だとしたら降りずにそのまま乗っていても同じことだったよなぁ(´-ω-`)
それから20分後にバスが来て、予想通り運転士はさっきと同じ人だった。
早々にまさかの大失態(´・ω・`) だけどこれでもう間違えることはないと気を取り直しバスに乗ったはいいけど、ふと、さっき購入したEinzelbillett【アインツェルビレット/普通乗車券】のままでいいのだろうかと。。 チェックマンがいて指摘を受けたらどうしようとかとドキドキしながらNeuhausenまでの間、落ち着かずにいられなかった。
長くなりましたので、つづきは中編2で(✿ゝω・)ノ
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿