2014年9月8日月曜日

★ビッグマック指数世界第一位スイス★【中編1】


★スイス最古の温泉地・Baden★【前編】
のつづきでございます(((u u*)


Badenの駅に到着したKazu、地下のホームから地上に上がり見上げた空は秋晴れの晴天(゚∀゚*) 午前中の澄んだ空気も清々しくて心地がいい。


【『City Maps 2Go』】

さてさて(^人^) 今日の町歩きはBaden駅より東へ
①Baden【バーデン駅】
②coop city【コープ・シティー】
③BURGER KING【バーガー・キング】
④Stadtturm【シュタットトゥルム/都市タワー】
⑤Historisches Museum Baden【ヒストーリエシェス・ムゼーウム・バーデン/バーデン歴史博物館】
⑥シュタット城
の順で行ってみる。
 
スイス観光3日目にして最も情報量の少なかったBadenは、某ガイドブックでたったの半ページ、スイスに長期滞在でもしない限り立ち寄ることのないスポットだと思う(u u*) そもそもそんな場所を選択した理由は古代ローマの温泉地であることで、ここは一つセーチェニ温泉に続く温泉ネタ第二弾が欲しかったところだけど、Baden唯一の公共温泉施設であるThermal Baden【サーマルバーデン】は残念ながら2015年冬まで改修工事のため閉館中だそうだ。 だけどそのときに調べた町並みや景色が今回のハードスケジュールのインターバルにちょうど良さそうだったので、直感で決めてみた。

ということで、スイスに来て鉄道でもなく、登山でもなく、チーズ&ワインでもなく..
ブラKazu( ゜▽゜)/

ブラブラちゃっちゃっちゃ、ブラちゃっちゃっちゃ♪


と、初っ端からcoop cityで市場調査といってみよう(o ・`∀・´)ノ


衣類に関しては、秋物が出始め夏物はセール価格で販売されており、これに限っては物価の高いスイスでも日本でインポートものを買い求める価格より安価だったけど、雑貨や調理器具など通常価格で販売されている商品に関してはとにかく高い。 あ! これ可愛い❤ と目を惹いた花型の折り畳み式シリコン製のざるなんて、CHF29.95(約3,470円)もするΣ( ̄д ̄ノ)ノ ――――― 絶対に手が出ない価格である。


生鮮品までブラっと見て飲み物だけを購入し、coopを後にBURGER KINGに向かった。 バーガーキングは日本でも2012年よりフランチャイズ展開を始めて大阪では8店舗有するハンバーガーショップだけど、日本では一度も食べたことがない。 
ハンバーガーといえば、Graz滞在中にマクドナルドをよく利用していて、列車の旅でマクドは我が家の定番だった。 「100円バーガー」の価格はほぼFIXで「€1バーガー」として販売されている。


  しかーーーーーし(o・ω´・o)b


そのマクドナルドでさえスイスではチーズバーガーのスモールセットCHF11.70(約1,360円)、BURGER KINGだとCHF12(約1,390円)とちびりそうな価格。 これには開いた口が塞がらない状態だった。 それもその筈、世界のビッグマック指数は堂々の世界一位($6.82/845円)で日本の倍以上だ。 もうこうなったらどこで食べても同じで、ファストフード店以外の飲食店に入ったらこの金額の倍は覚悟しなければならない。


――――― そんな高級チーズバーガーセットはいかほどか!!



ごくごく普通のチーズバーガーとポテト。。
注文ではドリンクを選択する際に、何にしようか迷っていると「Coke? Coke?」とやたらとコーラを勧めてくるし... 混雑はしていなかったけど面倒くさいから「Ja,Bitte.」と勧められるままにコーラを注文し、席に着いた。

店の奥のシートはKazu以外誰も居なくてガラガラ。


モニタに映るテニスの試合を眺めながら、チーズバーガーを頬張る。 
味もごく普通の味。。 寧ろ、Budapestのバーガーキングで食べたハンバーガーの方がボニュームたっぷりで美味しかった。 多分味はそう変わらないんだろうけど、Kazuの場合「価格=味」という勝手なマイルールがあって、妥当だと思う金額の倍支払った場合、その期待値も倍に膨れ上がり、何故か味覚が落ちる.. (気がする)のである(´-ω-`) 食べ物を盛り付ける器やロケーション、会話などで味が変わる気がするのと同じだと言ったらわかりやすいだろうか( ̄ρ ̄) 因みに飛行機の機内で食べる機内食は、騒音のせいで味覚が落ちるらしいけど、それに関しては旅のわくわく感の方が勝つので全く感じない

そんなチーズバーガーを食べ終わる頃、下校途中に立ち寄る中高生で店内が賑わってきた。 彼らもハンバーガーを頬張り仲間たちとランチタイムを楽しんでいるけど、こんな高価なハンバーガーを子どもたちが気軽に店に立ち寄って食べられるの!? なんてふと考える。。


ハイ! ここで考えよう(o・ω´・o)b


スイスは物価が高いだけではなく、世界一年収も高い国(チューリッヒ)なんだとか。
2015年5月18日に行われた最低賃金を問う国民投票では、スイス労働組合(SGB)が提起した最低時給額のCHF22(約2,500円)、最低月収約CHF4,000(約45万7,000円)で「賛成」23.7%、「反対」76.3%と、圧倒的多数で否決された。リクルートワークス研究所より)
これは、東京の最低賃金 869円(平成25年) の2.9倍の賃金で、それでも納得がいかないぐらい物価が高いということだろうか( ̄ρ ̄) かといって失業率が高いわけでもなく、国家財政はうまく回っているようだ。

また、「スイス銀行」なんて言葉があるくらい世界中の王族、貴族、富豪のお金が集まる国で、「報酬はスイス銀行に...」なーんて『ルパン三世』『ゴルゴ13』のセリフがあるくらい、隠し財産などのヤバイお金もあったらしいけど、同時多発テロ以降、マネー・ロンダリングの取り締まりは厳しくなったそうだ。
※実際「スイス銀行」なんて銀行の存在はなく、スイス銀行法に基づいて運営されている銀行の総称である。 

ま、要するにスイスは世界一金持ちの国で、以前書いた「何故オーストリアは英名で呼ぶの!?」の記事で、Österreich【エースタライヒ/オーストリア】を直訳して「東側諸国は金持ちだ」どころではない! そこでは約半年間、渡航からジワジワとユーロ高になり預金が目減りしたけど、何とか不自由なく生活はできていた。 しかしその西側諸国はÖsterreichどころではない!!! スイスに住んでいたらど貧民だったに違いない。

――――― そんなことを考えながら、街中だとCHF2かかる店内の無料のトイレを借りて店を出た。

時刻は正午過ぎ、日差しがジリジリと照りつける頃、Stadtturm【シュタットトゥルム/都市タワー】の前に着いた。 スイス国旗とアールガウ州の紋章、Badenの基礎自治体章が四方に掲げられた立派なタワーだ。 その高さは56.45メートルと中々の迫力で、逆光にも係わらず威風堂々たる姿に暫く立ち止まり見上げていた。

さて、このトンネルの先に広がる旧市街地へ、そしてハプスブルク家の正式な拠点であったシュタイン城へブラちゃっちゃっちゃヽ(。ゝω・)ノ

つづきは中編2で(✿ゝω・)ノ


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