2014年9月8日月曜日

★国旗掲揚それぞれの意味★【中編2】


時刻が13時を回った頃、目線の高さにジリジリと刺さる太陽に眩しさを感じらながらもStadtturm【シュタットトゥルム/都市タワー】を暫く眺めていた。


真下から見上げるのもまた圧巻の迫力で、歴史と威厳を感じる。


そんなタワーの中を潜って旧市街地へ行ってみようヽ(。ゝω・)ノ

なるほど( ̄ρ ̄) 旧市街地側から見る方が正面なんだな。 
文字盤の周りに描かれたフレスコ画がステキ(゚∀゚*) 澄み渡る青い空に浮かぶスイス国旗とBadenの基礎自治体章の鮮やかさと、茶褐色のメルヘンチックなうろこ屋根、窓辺を飾るゼラニウムの際だった赤といった全てのバランスが美しい。

だけどこれにはギョΣ( ̄д ̄ノ)ノっとした。 スイスの州旗をこれでもかと外壁に掲げているALMObau・Almojobという企業の社屋。
ヨーロッパ全域で建物の外壁に国旗を掲げているのをよく見かけるけど、日本にはこのようにむやみやたらと国旗や都道府県旗、市町村旗を掲揚する文化がない。
そもそも国旗掲揚には様々な意味があり、掲揚方法にはルールやマナーがある。 国家間でも国際儀礼(プロトコール)が定められていて、その内容が外務省のHPに記載されている。

日本で個人的に国旗を掲げる日というのも決まっていて、元日を初め成人式といった祝日の日に各家庭の玄関先に三脚などで掲揚する習慣があり、三脚から地面に触れない高さで掲揚することや破れたり汚れた国旗を掲揚してはならないなど、半旗や弔旗についても細かいルールやマナーがある。

話は少し逸れるけど、船舶や航空機といった乗り物のマストや翼に表示されている国旗はまた違った意味があり、それは旗国法によって定められていて、その登録国に国籍があるものとされている。 つまり領海領空といった国家領域を離れると、フラッグを掲げた国の法律に準ずることになる。 例えば関西国際空港からLufthansa【ルフトハンザ】に乗ってオーストリアへ行くとしよう(o・ω´・o)b 出国手続きを行った後でも法律は日本法のままで、Lufthansaに乗って領空を離れると16歳でもビールとワインが飲めたり免税品を購入できるわけだ。 あ・・ 免税で思い出したけど、毎度宮古島に行く際に違和感を持つ那覇空港国内線にある免税店、これは特定免税店制度により2002年に沖縄振興特別措置法で施行されたんだな。 あら.. 最後は免税の話に脱線しましたが、最近日本では祝日でも国旗掲揚する家庭を見なくなったよね。。 ということでまとめておこう(((u u*)


さてさて、その先をドカーンと突き当たった先で目に飛び込んできた光景がこれまた美しく、これぞBadenといった景色に近づいてきたぞ!!!

これこれ、これね(。`・ω・)b 昨日Rheinfall【ラインファル/ラインの滝】で見かけたうろこ屋根の建物も素晴らしかったけど、この景色もイイぞー(。`・ω・)ノ゙ 


そこから細い道を通って階段を上がった先にイエス・キリスト像があった。 ちょうどKatholische Stadtkircheという教会の裏の辺りだ。 


その教会の隣にもSebastianskapelleという小さな教会があるけど、その手前にある教会。


真横からだと近すぎて、その全貌がキャメラに収まらない..


大きな木製の扉を開けて何にそそっと入ってみると、真っ白な壁と装飾が美しい内装の教会だった。


らせん階段のアイアンの手すりの装飾がくりんくりんしていて可愛い❤


重厚感のある扉のドアノブがアンティークでお洒落だなぁ(´ω`人)


さっさ、次はBaden名所のHolzbrücke【ホルツ橋】を渡ってリマト川の東側へ行ってみようヽ(。ゝω・)ノ

つづきは中編3で(✿ゝω・)ノ


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