2014年9月7日日曜日

★スイスでチーズ三昧★【後編】

★Schaffhausen観光完結編★【中編10】のつづきでございます(((u u*)


Zürich HBからトラム(路面電車)に乗ってホテルの部屋に戻る。
日本の残暑ほど厳しくはないが、日差しが強い分 気温がそこそこでも案外暑く感じる中、額に汗をにじませながらホテルに戻った。

こんな時、ドアを開けるやいなやクーラーの下でうへぇ~とやりたいところだけど、何せがっかりなホテルなもんで、止むを得ず椅子に座って目の前に設置された卓上扇風機のスイッチを入れて暫く涼む。 扇風機に水をかけてやろうかと思うくらい生ぬるーい風が顏に当たる。 さらにACモーターの音が耳に触るわ、おまけに首振り機能がどうにかなっているらしく途中でカッタンコットンという音を立てながら回るしで、イケてないの三拍子だ(|||´・ω・)

あぁ.. 冷蔵庫さえあれば冷えたビールで一挙解決となるのだけど、それもない... orz
気を取り直して、今日あたりスイスの郷土料理を代表するKäsefondue【ケーゼ・フォンデュー/チーズフォンデュ】やRaclette【ラクレット】かな(´ω`人) なんて期待を胸に膨らませながら喉の渇きを我慢しているところに相方が部屋に戻ってきた。


一中日歩き回って、カラッカラになった喉に潤いを求めて街へ繰り出す。
どこの飲食店も大抵店先にテーブルと椅子を並べているので、得意のチラ見(( ̄_|でテーブルの上に乗っている料理をチェックする。 そんな手法で選んだお店はスイスのチーズ料理専門のSWISS CHUCHIというレストラン。 見るからに観光客向けで、一見さんばかりといった雰囲気だ。 

店内のテーブルに案内されて先ずは飲み物から... 取り敢えず生を注文し、乾ききった喉を潤す。


  ぐびぐびぐぐびぐびびぐび・・・・・



生大ジョッキ(500ml)の約半分を一気に飲み干した。
このラカービールのピチパチッと発泡する爽快感と、喉の奥をほどよく刺激するキレがたまらない(*ノ∀ノ)

そんな始まりからテンションがアガり、調子に乗ってチーズフォンデュの鶏肉セットラクレットの両方を注文したもんだから、狭いテーブルの上が忽ちいっぱいになった。


最初にやってきたのがこのジャガイモ。
キルティングの袋の中に8個ぐらいホクホクの状態で運ばれてきた。 長楕円形で一見 日本のメークインに似ているけど、味は日本のジャガイモとは全然違ってモッチモチ。 以前、Graz滞在中に書いた「コロッケ」「ジャガイモのお話」でも紹介したが、スイスでもジャガイモは主食のようだ。 にしても.. 日本に例えてこの状態、初っ端からご飯がどどんとやってきたといったところだろうか( ̄ρ ̄)


次にラクレットグリルとパンが運ばれてきた。


フランスに住んでいた経験のある友人から、この渡航前に「スイスに行くなら是非、現地でラクレットを食べてきて!」と言われていた。 それまでラクレットの存在すら知らなかったもんだから、こんな調理器具をテーブルのど真ん中に置かれると、いつもの癖でついマジマジと観察してしまう。。 相方はそれとなく知っていたようで、当然のような顔でいる前でKazuはというと、この小っちゃいフライパンのようなものを持って焼く練習をしてみたり..

そこでチーズを加熱したらぐちゃぐちゃになっちゃわないのかな・・ ( ̄ρ ̄) なんていう疑問が浮かび上がったけど、相方の言うには加熱専用のチーズなのでそうはならないんだとか。。 さらにこの器具、上段はグリルパンになっていて、注文した鶏肉とチーズを同時に焼けちゃう優れものなのだ!


な・・ 何て画期的なのだーーーーー!!!



そうこうしていると、馬の蹄のような形をしたプレート皿が運ばれてきた。


次いで鶏肉とチーズフォンデュの鍋がやってきて注文していたものが全て揃った。


先ずはラクレットチーズをフライパンに乗せて焼いてみよう(o・ω´・o)b


Kazuはチーズフォンデュを実食!
フォンデュ=「溶かした」という意味を持ち、3種類のチーズを白ワインで溶かしたものを一口大にカットされたパンにからめて食べる。 チーズフォンデュは自宅で一度と外でも数回食べたことがあったけど、そりゃまー本場で食べると格別だわな。


そんなチーズフォンデュを楽しみながら、ラクレットグリルの上段に鶏肉を乗せて、ジュンジュワーo(*´ I `)o


クツクツクツクツクツクツクツクツ・・・・・・・


ん~( ̄‥ ̄)
うまうまうまうまうまうまうまうまうまうまうま・・・・・・・・・



もうね、これ以上の感想は言いません。 アルプスの少女ハイジの主人公ハイジがこよなく愛するチーズの美味しさは無言で十分伝わる筈。 あとは画像でご賢察ください(((u u*)

しかし思った以上に量が多く、チーズフォンデュの締めのGroßmutter【グロースムッター】=「おばあちゃん」(なべ底に残ったおこげ)には辿りつけず...



それよりKazuは、さっきからずっと気になっていたことがあった。
相方の後ろに座る日本人の御一行、男ばかり6人でチーズフォンデュをつつきながらテーブル担当の女性店員の話で盛り上がる。 おそらく相方と同じ職種で、首に学会の名札をぶら下げているにも係わらず、酔っぱらった勢いか会計の後にもらったこのハガキの裏、


ここに「シグネチャー」と言ってナンパをしていた。 さらに、サインをもらった男の奥に座っている中年男が「さすが俺の後輩、Good job!」だって。。


バカヤローーーーー!!
みっともない(-"-) 恥を知れ!


そりゃ一人CHF5(約3,480円)のチップを貰ったら愛想笑いもするし、サインぐらいは書いてくれるやろ! そのせいかKazuたちの会計時には数百円のチップで愛想笑いもなかったぞ!!  そんな対応で店を後にした。

明日は渡航前から楽しみにしていたBaden【バーデン】観光。 Thermal Baden【サーマルバーデン】は2015年冬まで改修工事のため閉館中で入れないけど、歴史ある美しい町並みをのんびり歩いてみよう。


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