滞在5日目の朝、時差ぼけも徐々に解消され普段の時間に起床。
オランダかぶれで朝食にUitsmijter【アイツマイター】を作り、フレッシュな朝のイメージでスムージーとミント水を飲んでみたけど.. 正直言ってミント水は失敗で味がしなかった(。´・д・)

さて本日の日程はバスと船を利用してAmsterdam近郊都市Zaanse Schans【ザーンセ・スカンス】、Volendam【フォーレンダム】、Marken【マルケン】の三都を巡る旅。
Amsterdam CSから北へconnexxionが運行する391番のバスで北ホランド州オールドホランドエリアに位置するZaanse Schansへ、そこで観光をして再びAmsterdam CSに戻り316番のバスに乗り換えてVolendamへ.. 観光とランチをしてそこから船でMarkenへ向かい315番のバスでAmsterdam CSに戻る予定。
connexxionのバスターミナルはAmsterdam CS北側の2階にあって、駅と直結している。
駅舎に入るとふとピアノの音色が聴こえてきて、音の方向に目を向けると子供が楽しそうにピアノを弾いていた。 こんなところにご自由にどうぞ的なグランドピアノがドカンと置いてあるなんて日本では考えられない光景にまたオランダのデカさを思い知らされた。
平日の朝だというのに静まり返った通路を通って運河側のバスターミナルへ..
相変わらずわかりやすい表示に毎度感動しながらバスのイラストの表示に従って進んで行く。
G番線バスターミナルはモダニズムな高架ターミナルで、正面の風貌から全く想像がつかない造りだった。
どうやらこのエスカレーターを上がったところがG番線のようだ。
次発が6分後の9時25分発であることを確認してE停留所に向かった。 既に391番バスが停車していたのでチケットを購入しようとしたけど運転席に誰もいない(|||´・ω・) 暫くして出発直前に運転士がやってきたはいいけど24時間チケットはバスでは買えないことが判明!!
このバスを利用するにあたって、チケットの種類や買い方を前もって調べてはいたけど24時間チケットはオフィスでしか買えないなんて思ってもみなかった.. 何てこったい!!またそんなときに限って目の前のエスカレーターはメンテナンス中ときたもんで.. (。´・д・) おまけに運転士に1階にオフィスがあると聞いたものの、どこに在るのかもわからず路頭に迷う。 道行く人に訊いて漸くEBS Tickets&Infoの中に在ることがわかり、入ってみたはいいけどEBSのデスクのスタッフに話しかけてしまい話が通じず、その隣にひっそり佇むconnexxionデスクを案内されてやっと購入することができた。
回数券なら運転士から直接購入することが可能だけど、今日はバスをメインに移動するのでどうしてもこのチケットが必要だった。 乗り放題で€13.50はかなりお得だからね(`・ω・´)b (2016年10月現在)
またG番線に戻って電光掲示板をチェックするも391番の表示はなく漸く出たかと思ったら薄い文字で「rit 09:40 vervalt」 って.. どういうことなん(。´・д・) こういうイレギュラーが起こるとヒヤヒヤするけどそれも束の間数分後にE停留所にバスが到着した。
バスも列車同様、掲示板の見やすい席を確保。 Zaanse Schansは終点で10時22分の到着予定であることを確認。
車窓を流れるのどかな景色をぼんやり見つめながらあっという間の40分。
日本ではバスは年に一度、京都へ初詣に行く程度しか利用することがない。 なので正直バスは苦手な乗り物だったけど、列車に続きバス旅も悪くない。
バスを降りて少し歩くと、待ちわびていた景色が目に飛び込んできた(*゚ー゚)
オランダのメトロポリタンエリアから北へおよそ15kmほどにこんなメルヘンな場所が存在する。 ザーン川に沿って数基の風車が立ち並ぶ姿はオランダを代表する風景と言っていいだろう。 そんなオランダのシンボルと呼ばれる風車の大きな目的は「干拓の為の排水」だったけど、産業の発展とともに急激に数が減る中、こうして古きものを守り続ける人たちのおかげで現在オランダ国内で約950基が維持されている。
そしてこの村では希望者に風車を家として貸し出し、その中を活用してレストランや土産物店、あるいは入館料を徴収して博物館などに利用しその資金でメンテナンスをしながら保存されている。 「世界は神が造り、オランダはオランダ人が造った」その歴史を今もなお大切にするオランダ人の器量に感服。
つづきは中編1で(✿ゝω・)ノ
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