2016年10月8日土曜日

★オランダ黄金時代★【中編7】

★知られてはならない教会★【中編6】のつづきでございます(((u u*)

日本でも一日に4カ所のMuseumを廻ったことがない。 海外でも観光に関しては基本ぶっつけ本番の相方と一緒なら、ちょいちょいハプニングが起こり時間が押すことが多いので回り切れないことが屡々。 しかも今日は二度も英語の音声ガイドに当たり、脳ミソが痙攣を起こしそうになっている.. (ŏ﹏ŏ。) 歩き疲れて足もクタクタで.. なんて泣き言を(心の中で)言いながら暫くロッカールームの前のベンチに座って休憩を取っていた。

観光初日にしてこんなようじゃ明日からのスケジュールを熟すことができるのだろうか。。 と不安が頭を過る。 しかしこんなこと渡航先で考えることではない(。`・ω・)q それを想定してバスタブ付の部屋をチョイスしたし、渡航前には鍼灸院に通い詰めて調整もしっかりしてもらっている筈。


――――― あとは自分信じて.. (。`・ω・)q


なんてふらつきながら博物館を出てボケっとハインジェ・フクス通りの細い道に入ってしまって大失敗..orz 前は誰も歩いていなくて十数メートル後ろから三人組の青年が「Hey! shi. Hey! shi.」と何度も言っている。 恐らくKazuに.. でも絶対に振り向かない。 どうか前から誰か来て!! と願いながら超早歩きで通路の出口を目指す。 とその時、前から自転車に乗った男性が通り去り、彼らの声が静まった。 その先のワルムス通りは人混みに溢れていて、その中に紛れて事なきを得た。 

アウデブルク通りからオランダらしい町並みと遠くにAmsterdam CSが見えた。 


その突き当りに中央駅からDamに続くDamrak【ダムラック】と呼ばれる大通がある。 この通りを南へ曲がったところに目的地のBeurs van Berlage【ブールス・ファン・ベルラーヘ/旧証券取引所】があった。


目的地といってもここは中に入るのが目的ではなく、外観を見たかっただけだった。
現在はエキシビションやイベント、コンベンション会場として利用されている。

この有名な建造物は1898-1903年に当時建築の指導者だったHendrik Petrus Berlage【ヘンドリク・ペトルス・ベルラーヘ】の設計によって建てられたもので、ブールス広場寄りの入口脇に彼のレリーフがはめられていた。 造られた年代もそう古くなく、ベルラーヘ自身が新進建築家だったせいか、このモダンなデザインが現代の街並みに違和感なくしっくり馴染んで見える。


そんなオランダの建物に窓が多いのは、日照時間が短く採光のためだとか。 アパートはペンシルハウス型で縦に細長く、雪が積もらないようにか、傾斜が急な屋根が印象的。 


この建物、よく見ると窓いっぱいにホールチーズが((((;゚Д゚))))))) スゲー!! さすがチーズ王国オランダだな( ̄ρ ̄) その店の名もGolden Age Cheese Store」ときたもんで、「黄金時代のチーズ店」って.. (*ノ∀ノ)


  何て魅力的なのだぁーーーーー!!


おっと! チーズの話はさて置き建物の話に戻って、この赤い丸で囲んだフック、これって何の為につけられてるかご存知ですか。 これは引越しなどの搬出入時、このフックにロープを掛けて滑車のように使うためのもので、狭い玄関や階段が使えないような白物家電や大型家具を窓から出し入れするんだとか。 オランダの建物が手前に傾いているのも、荷物を上げ下ろしする際に家具や建物に傷が付かないように、わざと傾けて建てられている。


街の中心に伸びるメインストリートには宣伝用の自転車が停められていて、オランダらしい町並みにいちいちキャメラ【◎】]ω・´) を向けてしまい中々前へ進めない..


そしてまたマダム・タッソーろう人形館が見えるところまで戻ってきた。 

ここからトラムに乗って二駅先のMuntpleinへ向かう。 残るは花市場ムント塔(。`・ω・)q 


うわぁー ((゚゚дд゚゚ )) すごい数!!!

オランダのチューリップといえば経済学の授業で習った「チューリップ・バブル」を思い出す。 17世紀のオランダ黄金時代に球根1個が職人の年収の10倍以上の価格で取引されていた話は有名で、日本でも30年ほど前にバブル時代があったけど、このチューリップ・バブルが記録に残された最初の投機バブルだといわれている。

当時のオランダの画家Hans Gillisz. Bollongier【ハンス・フィリス・ボロンヒール/1600-1645年】が、代表作Still Life with Flower(1639年)で高騰したSemper Augustus【センペル・アウグストゥス】を妖しいほど美しく描いていて、その妖艶な魅力からチューリップとはいえ、オランダ人を虜にしたのもわかる気がする(((u u*)

そんなオランダの美しいチューリップの球根を日本へ持ち帰りたいけど、検疫が面倒くさそうだしなぁ.. ( ̄ρ ̄) 所々に「検疫不要」なんて書かれてあるけど、正直ちょっと当てにならないよな(。´・д・)

球根や種以外に生花も販売していて、滞在日数も長いことだし滞在中のアパートに飾ろうかと考えたけど残念ながら花瓶がない(´・ω・`) 


天井はドライフラワーで埋め尽くされていて、店内が花まみれになっていた。


 ぬぉっ( ̄‥ ̄) 出たな! 木靴。


今度こそトライ(*ノ∀ノ)テヘッ♡


ムント塔も見たし本日の一人旅ミッション終了でございます( ゜▽゜)/ 


帰りはSpuiの駅からトラムに乗ってAmsterdam CSへ。


その手前に相方のお気に入りブランドG-Star RAW Storeを発見!! ちょこっとだけ覗いてトラムに乗り込んだ。

今日だけでも何度もトラムに乗ったので、もう乗り方はへっちゃらだけどとにかく運転が荒いのにはまだ慣れず無駄な力が入る。 帰国までに慣れる自信もない。

夜はCanal Cruiseの予約を入れているし、日が沈む前にアパートへ戻ろうヾ(๑╹◡╹)ノ"

長くなりましたので、つづきは後編で(✿ゝω・)ノ


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