★ヨーロッパ随一の大きさを誇るラインの滝へ★【中編2】のつづきでございます(((u u*)
Kazuの乗る遊覧船が着岸し、船長にチケットを見せて一番乗りで乗船した。
そのチケットというのがただのレシートのような紙で、スタンプでも押してくれるのかと思いきや!

その右端をピリピリと2cmほど千切るという何とも原始的な方法だった( ・ ・)
Kazuに続き乗客が続々と乗り込んでシートの7割ほどが埋まり暫く出航を待っていると、二人組みの陽気なイタリア人らしき中年男性が大きな声で会話をしながら乗って来て、Kazuの隣とその向かいにドスンと座った。 この写真のグレーのポロシャツを着た男性とその向かいに座るチェックのシャツを着た男性だ。
何となく視線が刺さり目を合わせると間違いなく話しかけてくると思ったので、絶対に目を合わせないように視線を感じたら船首の方にカメラを向けるKazu。
前にFirenzeを旅したときに感じたイタリア人に対するKazuの勝手な印象かもしれないけど、目が合うと必ずといっていいほど話しかけてくるし、会話の中に「親日さ」をちょいちょい挟んでくる。 その親日さというのが「福岡? 東京? 大阪?」と全てが地名ときたもんで、「大阪」と答えると「もうかりまっか?」と経済的事情にまで会話が発展する。 イタリアに来てまで日本の経済について話すつもりはなくても、ここは大阪魂で「ぼちぼちでんな」としっかり返事をしてみたところ、その答えは求めてなかったようだった。
どうやら「大阪」=「もうかりまっか」のようで.. ならば福岡や東京はどのような返しがあったのか非常に興味深いところだ。
他にも夜のVia de' Cerrentani【チェッレターニ通り】で酔っ払いの陽気なおにいちゃんに「チャ~オ~♪」と話しかけられたり、キャッチセールスにひっかかりそうになったり、餃子よりキツい異臭がするカップルが目の前でちちくり合ったりと... 大阪人のKazuが言うのも何だけど、イタリア人はとにかく個性が強い(´-ω-`)
決してイタリア人が嫌いなわけではなく、ただこの船上でそういった展開を必要としていなかっただけだった。
そんなあれこれを考えながらRheinfall【ラインファル/ラインの滝】の南岸、チューリッヒ州側にそびえ立つSchloß Laufen【シュロスラウフェン/ラウフェン城】の写真を撮っていた頃、船は離岸し、西へ進み出した。 時間があればこのお城の見学もしたかったけど、何せタイトなスケジュールの為断念。 次回があるのなら、Schaffhausen【シャフハウゼン】に一泊したいところだ。
緑の木々に囲まれたライン川をゆっくりと静かに進んで行く。
川岸は散歩コースになっていて、その丘の上は民家が立ち並ぶ住宅街になっていた。
船はターニングポイントの公園で着岸し、そこで陽気イタリンア人らしき男性らが降りていった。 こんなところで中年男二人が一体何をするつもりなのだろうか.. ( ̄ρ ̄)
船はラインの滝へとUターンし、来た航路を戻る。
暫くしたところで、乗客の数人が南岸に向かって「ヒューヒュー!」と冷やかし言葉を立てて騒ぎ出した。
その方向に目を向けると、8メートルほどある高台の上に二人の男性が立ってる。
まさかさっきの中年男らか!? んなわけないよな。
遠くてよく見えないけど、さっきの男らよりもう少し若い男性に見えた。 船上からの冷やかしが暫く続いたが、この男たちが川に飛び込むことなく静まった。
そんな静まりも束の間に、船が滝壺へと差しかかったとき!!
遊覧船は左右に大きく揺れ乗客が大興奮。 思わずKazuもワオ! って言っちゃったけど、外国人のリアクションってまぁ凄い。 こんなに揺れている船上でも両手を高々にガッツポーズをしてみせたりしてハイテンションで臨んでいる。
さらに滝壺に近づき水しぶきが顏に当たる中、
さっきまで目の前に居た男性なんて
前に駆け寄り身を乗り出して撮影してるし、見ているこっちがヒヤヒヤする。
何度か滝壺に近づいたり離れたりを繰り返しながらRheinfallkraftwerk【ラインファルクラフトワーク/船着場(チケット売り場)】の横をぐるりと遊覧する。
一時静まりを見せたかと思いきや!!
今度は東側からのアタッーーーーーク(/=`◇´)/
こんな渦の中に落ちちゃったら.. 生きて帰れるのかなぁ。。
さらにさらに、別のコースでは中央のRheinfallfelsen【ラインファルフェルゼン】という岩壁に着岸し、岩の上に繋がる階段を上って行くコースがある。 初めこのコースにしようか随分迷ったけど、もう少し肝を据えてからチャレンジしたいと思う(((u u*)
そんな体験をしたRheinfallと自我撮りで記念撮影(v*´∀`)v
スイスの国旗カラーのソフトクリームを買って.. パクッ(* ̄ー ̄)
うんまぁ~(*´∀`)♪♪
甘酸っぱいベリーとバニラのハーモニーでブレイクしたところで、次はSchaffhausen【シャフハウゼン】の街歩きに行ってみようヽ(。ゝω・)ノ
つづきは中編4で(✿ゝω・)ノ
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