①ウイリアムテルの噴水
②Munot【ムノート/円形城塞】
Munotへのアクセスは地図の★印で記した3カ所以外にいくつかあるが、城塞へ直接繋がる道は★印の3パターンのようで、Kalafinaが今居る場所は真ん中の★印の位置になる。
そう・・ その道が
この階段なのだ。
けっこう急な階段をトトトンと上がりきった突き当りを、左にポキッと曲がった先は..
民家の裏道で、この家の敷地内かと思わせられるような狭い道路を本当にこの道で合っているのだろうか(。´・д・) と半信半疑で進んで行く。。
そしてその先の長い長い階段を只管上がって行くと、漸くbergfride【ベルクフリート/主塔】が見えてきた。
階段の両側の斜面にはブドウ畑が広がっていて、たわわに実る房が収穫時期を迎えようとしている。
あともう少し(。`・ω・)q ハァハァ言いながら長い階段を上がって行くと、やっと入口が見えてきた(*゚ー゚)
何段ぐらいあったのだろう... ( ̄ρ ̄) 70段ぐらいはあっただろうか.. 振り返るとさっきまで20段ぐらい下を歩いていた老婆の姿が見えなくなっていた。 額に汗が滲むぐらいの暑さにこの階段はかなりキツい(´-ω-`)
解放された入口からそそっと中に入ってみる。
入場は無料で監視員もいなかった。
解放時間
5月-9月:8:00-20:00
10月-4月:9:00-17:00
中に入った瞬間、ひんやり涼しくてクールダウンにはちょうどいい体感温度。
円筒形のbergfrideの中は上へとらせん状に繋がるスロープになっていて、ゴツゴツとした石畳に少々歩きにくさを感じる。
城壁には要所要所小さなフィッシュテイルと呼ばれる狭間(さま)があって、Kazuの身近なところで世界遺産である姫路城にも大天守をはじめ櫓や土塀にも狭間(現在997か所残っている)がある。 これは戦闘の際に弓矢や鉄砲などで攻撃するために設けられた隙間で、その形は円形や三角形、正方形や四角形など武器によって様々な形をしており、SalzburgのFestung Hohensalzburg【フェストゥング・ホーエンザルツブルク/ホーエンザルツブルク城塞】の大砲が設置された城壁には、鉄の扉付きのアーチ型をした大きな窓が設けられていた。
そんなフィッシュテイルから外を覗いて見ると・・
Schaffhausenの美しい町並みが広がって見えた(*゚ー゚)
bergfrideが建つ南側に扇状に広がる緑一面のブドウ畑と、茶色の古めかしい屋根の旧市街地の古都の街並み。 緑と茶色のコントラストが目に優しい(*´ I `)
bergfrideが建つ南側に扇状に広がる緑一面のブドウ畑と、茶色の古めかしい屋根の旧市街地の古都の街並み。 緑と茶色のコントラストが目に優しい(*´ I `)
25mの高さを持つbergfrideのらせんは、どこまでグルグル回らせるんだい( ̄◇ ̄*)ノ゙!! と思うほど諄いぐらい回る。 ビルでいうと5-6階の高さで正直目が回りそうだった。 途中、天井を見上げてみるとあと一週ほどあって、また額に汗が滲みでる。
とにかく暑い・・
とにかく暑い・・
でもあともう少し!
そしてやっと屋上に到達。
Zirkularfestung【ツィルクラールフェスティング/円形城塞】の屋上は直径50mもの巨大な円形広場で、そこには売店やテーブルベンチ、子どもの遊び場が設けられていた。 現在はこのスペースで結婚式やダンスパーティーなどのイベント会場として利用されている。
屋上よりさらに上のZinne【ツィンネ/胸壁(主塔の上部)】は武器庫になっていて、ガイドツアーのみ中の見学が可能。 尖塔屋根の鐘楼は今も機能しているらしい。
やっとの思いで上がった屋上からの見事な眺望はまさに圧巻の一言。
歩廊の先に見える塔の外壁に生い茂る蔦の紅葉は、今の時季でないと見られなかっただろう。 丘の上の城塞から見下ろすライン川もまた美しく、暫くこの景色を眺めていたい そんな気分に浸っていた。長くなりましたので、つづきは中編8で(✿ゝω・)ノ
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