★アルムの森のハイジの家★【中編7】のつづきでございます(((u u*)
ハシゴを登った先は勉強部屋以外にいくつかの部屋があった。
これがおんじの部屋。
中に入ってみると、ナチュラルな木の素材で統一された家具に一瞬ハイジの部屋かと思ってしまうほど、少々ラブリーな部屋だった。
部屋の前には作業中のおんじの蝋人形が置いてある。 この左側が階段になっているので、ハシゴだとハイジとペーターで階段だとおんじに出会う造りになっている。
せっかくなのでおんじと記念撮影を撮ってもらったんだけど、ストロボで発光させたおんじの顔.. 眉間に縦ジワと目が見開き状態で怖いぞ(゜ロ゜ )!
そして次はHeidi's Zimmer【ハイディス・ツィンマー/ハイジの部屋】へ・・
ん!? ハイジの部屋ってこんなんだったっけ???
日本アニメのハイジの部屋と原作の部屋とは異なっているようで、ここでは木製の小さなベッドが置いてあり、その横に人形用のベッドがあった。 おんじの部屋より薄暗く、屋根裏部屋といったイメージの部屋だった。
奥の部屋にはクララの車いすも展示されてあって、
ロープやカウベルといった小物が山の生活を物語る。
その奥に在る木箱の中には、世界中で翻訳されたハイジの本が展示されており、日本のハイジ本もあった。
日本アニメ『アルプスの少女ハイジ』は、アニメ界の巨匠といわれるドリームチーム(高畑勲氏、宮崎駿氏、小田部洋一氏)によって、Kazuの生まれた年の1973年の夏に、このMaienfeldをはじめJungfrau【ユングフラウ】やLauterbrunnen【ラウターブルネン】、Interlaken【インターラーケン】とロケが敢行された。
その日程は7/15-7/27の13日間(ロケ日程は約一週間)で、現在だと少し短いぐらいの日程かと思うけど、当時は莫大な旅費がかかる海外渡航なんて滅多に行けないもので、Kazuの親世代でその時代にヨーロッパに行った人など聞いたことのないご時世だった。
テレビアニメ番組として日本で初めて海外ロケをして制作された『アルプスの少女ハイジ』は、5歳の少女ハイジを主人公に、スイスの壮大な自然の美しさやユングフラウ地方に息づくアルプスの世界を、ホルンやカウベルといった効果音にも拘って作られた作品で、1974年の放映から40年経った今も不朽の名作アニメとして愛され続けている。
二階建ての一軒家で一瞬にして見終るHeididorfだけど、Maienfeldの景観も含め懐かしいハイジの世界にどっぷり浸かれることができて、2時間かけて歩いても行く価値のあるところだった。 これからスイス旅行を計画している方に是非ともオススメしたい場所である。
興味がある方は、Maienfeldの町並みを動画で楽しんでみてはいかがでしょうか。
つづきは中編9で(✿ゝω・)ノ
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