Rheinfall【ラインファル/ラインの滝】を目的にやってきたSchaffhausen【シャフハウゼン】という小さな町。 スイスを訪れることがなければ、きっとピンポイントでこの地を踏むことはなかっただろうと思うほどマイナーな町である。 しかし、こんな小さな町でも13世紀前半は帝国都市として地位を認められていた時代があったそうだ。
ライン川の北岸に位置し、ドイツの国境に近いSchaffhausenは第二次世界大戦末期の1944年、永久中立国のスイスでありながらドイツ領と誤認され、スイス国内で唯一アメリカ軍の空爆を受けたというとんでもなく悲惨な過去がある。
そんないにしえの町Altstadt Schaffhausen【アルトシュタット・シャフハウゼ/シャフハウゼン旧市街地】の古都めぐりと張り切って行ってみたいところだけど ・ ・
本日、日曜日でございます(((u u*)
ハイ・・ でました大体の予想がつく日曜日。。
①Schaffhausen【シャフハウゼン】駅
②Schwabentor【シュヴァーベン門】
③Fronwag plaz【フロンバーグ広場】
④Haus zum Ritter【騎士の家】
⑤Tellenbrunnen【噴水】
⑥Munot【ムノート/円型の城塞】
⑦Obertortrum【オーバー門(塔)】
旧市街地は駅の東側一帯に広がっていて、地図の印をつけたスポット以外にもギュギュッと歴史が詰まった町並みを、駅沿いのBahnhofstrasse【バーンホーフ・シュトラーセ(通り)】より中に入ったVorstradt【フォルシュタット】通りの北側から歩いてみよう。
北へ・・ 北へ・・ そして東へポキッ。
んふっ(*´艸`*) 素敵なカフェ発見!!
ハイ、定休日。。
わ~お~! Vorstradt通りは見事にガラガーラー( ゜▽゜)/
あ(*゚ー゚) これが有名なErker【エルカー/出窓】ですな!
彫刻や色彩などの豪華さを競い合った建物がズラリと軒を連ねていて、街中には170ものErkerがあるとか。
その北側にそびえ立つのが②印のSchwabentor【シュヴァーベン門】だ。
側面には立派な花壇が設置されてあって、きれいな花が飾られていた。
この門から南へ③印のFronwag plaz【フロンバーグ広場】へと歩いて行く。
壁一面にフレスコ画で描かれた建物が一際目についた。
派手な建物が多すぎて、逆にこんなシンプルさが目立ってしまう。 ここで思いっきりド派手にいくか、地味に格好良くいくかの二択に限るかも知れない( ̄ρ ̄) しかし、そもそも何の為に競っているかは理解に苦しむが、中世では出窓が富の象徴であり、こうして財力を競い合っていたそうだ。
ヨーロッパの町並みというと、商店のアイアン看板にも注目してほしい(。`・ω・)b
Salzburgでも色んなデザインのものを見かけたけど、ここSchaffhausenのアイアン看板も負けず劣らずだ。
中でもこの眼鏡屋さんの看板が気に入った。
この遊び心満載でユーモラスな発想が好きだぜ(o・ω´・o)ノ゙
この建物も立派で、Erkerの装飾も美しい(*゚ー゚)
少し横から見ると、張り出した出窓が際立って滑稽に映る。
そうこうしているうちにメインのFronwag plaz【フロンバーグ広場】が見えてきた。
Schwabentor【シュヴァーベン門】から南へ400mほどの距離、魅了のタイムトラベルのような錯覚に陥るほどの古都の町並み。
かつて日本の小説家 有島武郎(ありしま たけお)が1906年にこの町を訪れ、「静寂古雅の町」と表現したそうだ。
その時代の町並みは、彼の目にどのように映っていたのだろう.. Kazuの目にも日曜日のSchaffhausenは同じく「静寂古雅の町」であった。
それはきっと違う意味なんだろうけどね。。
つづきは中編6で(✿ゝω・)ノ
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