★ハイジの村 ・マイエンフェルトの町並み★【中編2】のつづきでございます(((u u*)
駅を出て300mほどの距離で既に20分が経過していた。
照りつける暑さにそろそろビールが飲みたくなってきて、時刻はお昼前だし、お腹も空いてくるしで、もうこうなったらHeidiweg【ハイジヴェーク/ハイジの泉】を諦めて食事だ(。`・ω・)q とあっさり泉よりビールを選択(u u*)
こんな素敵なお家の玄関や
アニメで実際に描かれたといわれる市庁舎前の泉を目にすると、キャメラを向けずにはいられなくなるのだ。
ちょうどタイミングよく市庁舎の下にレストランがあるので行ってみようヽ(。ゝω・)ノ
MaienfeldのRathaus【ラートハオス/市庁舎】の壁に描かれたフレスコ画。
市庁舎の前の道が右にカーブしているので、建物が見え始めた位置からではこの壁画に気付かなかった。 近くに来てこれを目にすると、思わずシャッターを切ってしまうほど一際目を惹く存在。市庁舎の一階に在るCafe Rathausというレストランに入ってみると、厨房から感じのいいお姉さんが出てきて、テラスと店内のどちらがいいと訊かれ店内を選び着席した。
お昼前のせいかテラスに数人客がいるだけで、店内にはまだ誰も座っていなかった。 こんな天気のいい休日のお昼は、テラスでお酒を楽しむのがヨーロッパスタイルのようだけど、とにかく暑い。
暫くして注文したビッグサイズのビールジョッキ(CHF5.20/603円)が運ばれてきた。
このズッシリとした500mlのジョッキ片手に喉を鳴らす。
至福のひととき ・ ・ o(*´ I `)o
車窓を流れる絵画のような美しい景色、田舎のにおい、アルプス山脈の迫力ある眺望、そして昼ビ... もうね、これだけで十分ですよヾ(´∀`*) なんて酔っ払い気分になってきた頃合いに、注文していたRösti【レシュティ】(CHF18.00/2,087円)がやってきた!
Röstiは、元々ベルン地方の農家の一般的な朝食で、短冊状に切ったジャガイモを一度茹でてパンケーキのようにフライパンで焼いたもの。 外はカリッと中はモチッとしたジャガイモの食感が癖になる味で、ハッシュドポテトとよく似ている。 やはりスイスでもジャガイモ料理はメインにはならないので、Geschnetzeltes【ゲシュネッツェツテス】やソーセージなどの付け合せとして出されることが多いようだ。
食事を楽しんでいると、中からオーナーらしきおじさんがやってきて料理の感想を訊いてきた。 こういうちょっとした気遣いって好きだなぁ(*´∀`) 店内もアットホームな落ち着いた雰囲気で、ビールを二杯目といきたいところだったけど、これ以上飲んじゃうと今日中にリヒテンシュタインどころかHeididorf【ハイジドルフ/ハイジの家】も行けるかどうか怪しくなりそうだ。 根っこが生えないうちにテーブルで会計を済ませ気持ちチップを渡して店を出た。
それほど長居はしなかったので、店を出た時点ではHeidiweg【ハイジヴェーク/ハイジの泉】へ行こうか少し迷ったけど...
なのでHeididorf【ハイジドルフ/ハイジの家】を目指して行くものの。。
またもや右か左かわからなくなるようなシグナルにほとほと参ってしまう(´-ω-`)
もうこうなると、エイヤで右( ̄◇ ̄*)ノ゙ といった直感に頼る他ない。
あれこれ道順について考えていたら、カウベルの音が聴こえてきて、ビルの地下から大きなカウベルを持った青年が階段を上がってきた。 こんな大きなカウベルは初めて見たぞ(*゚ー゚) しかし、牛につけるには少々デカくないか!?
町中にベルの音が鳴り響く―――。
Maienfeldの時間。。
花々と果物が実った樹木。
至るところにある湧泉。
直感は間違いではなかったようだ。
さぁ、ここからブドウ畑の続く道を歩いていこう。
長くなりましたので、つづきは中編4で(✿ゝω・)ノ
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