2014年9月6日土曜日

★リヒテンシュタインで販売されている特産品★【中編12】

★切手の国、リヒテンシュタイン★【中編11】のつづきでございます(((u u*)

切手の他に、カッコウ時計が僕たち特産品( ゜▽゜)/ だといわんばかりのアピール力で、ズラリと壁一面を埋め尽くしていた。 素人のKazuが見ても民芸品というよりも芸術品と言うに相応しい代物ばかりで、その見事で繊細な彫刻はまさに圧巻である。

日本で鳩時計という愛称で親しまれている「カッコウ時計」は、ドイツとスイスの国境に近いドイツのシュヴァルツヴァルト【黒い森】地方がその原産地で、1640年頃から普及されたといわれている。 それは錘で動かす木製の振り子時計で、時報と共に小さな小窓からカッコウが時刻の数に合わせて飛び出る仕組みになっている。

ドイツには、Verein die Schwarzwalduhr(Vds)【シュヴァルツヴァルト時計協会】があって、シュヴァルツヴァルト原産で協会が認定した本物のカッコウ時計には、認定証を発行している。 伝統的な手掘りの彫刻モデルやシュヴァルツヴァルト地方の古民家をイメージしたデザインなどオルゴールがついたものまで様々なデザインがあり、高価なもので20万円を超えるものがある。 どれか一つ記念に.. なんて思ったけど、リヒテンシュタインもスイスと同じぐらい物価が高いので、残念ながら手が出ない(。´・д・)


土産物屋の店内を物色していると、殆どの商品にスイス国旗のマークが入っている。 隣国スイスやオーストリア、ドイツなどの特産品も多数並ぶ中、一際目を惹くアーミーナイフのディスプレイと、多種多様で種類豊富な品揃えについ見入ってしまう。

その多機能な折り畳みナイフには、刃物の他にピンセットやドライバー、ワインオープナーや爪楊枝までついていて、持っているといざという時に便利そう(*゚ー゚)



機能的で使いやすそうなものから、ギネスブックにも載った幅20cm以上もある使いにくそうなものまで... まぁ、色んな種類があるもんだ!

スイスのアーミーナイフのデザインは、先に紹介したVICTORINOX【ビクトリノックス】とWENGER【ヴェンガー/ウェンガー】の二種類あって、WENGERは今から9年ほど前までは別会社であったが、販売の減少から業績不振に陥り2005年4月25日にVICTORINOXに吸収合併され、スイスマークのデザインもそのままにブランドとして存続している。

普段持ち歩くならミニシリーズ『クラシックSD』なんてキーホルダーサイズで便利だし、ちょっとした旅行に持って行くなら、オフィサーナイフ『スタンダード・スパルタン』がシンプルかつ充実した機能で良さそうだ。

価格はフィックスでどこで買っても同じだけど、日本の販売店とスイスでは物価関係なくスイスで購入する方が安い。 とはいえ、記念モデル品などといった日本では手に入らない代物は、かなり割高(1.5倍以上)で販売されている。 オーソドックスなデザインもいいけど、せっかくなので記念になるものを選びたい。

VaduzのメインストリートであるStädtle Str.【シュテットル通り】には、政府庁舎や国会議事堂、観光局、博物館、郵便局、土産物場の他にRathaus【ラートハオス/市庁舎】も建っていて、たった400mほどの距離にギュギュッと観光スポットが建ち並んでいる。 さらにもっと観光気分を味わいたかったら、市庁舎裏の道にヨーロッパの街中でよく見かける機関車の形をしたバスの乗り場があるので、それに乗って見て回るのも楽しそうだ。


しかし残念ながら今日は全て閉館していて、残るはレストランに入るという選択肢しか与えられていない状態。。


時刻は18時20分、この先に在る教会だけ立ち寄って、Zürichに戻ろう。

つづきは後編で(✿ゝω・)ノ


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