機内サービスの食事が終わって暫くすると、機内の照明が寒色系から暖色系へと薄暗くなった。
2016年3月3日より関西国際空港に就航したKLMの最新機材ボーイングB787-9 は、こういった調光式の機内照明や窓の調光式電子カーテンの採用、iPadと同機能の大型モニタなどハイテクな装備になっていた。 そんな快適な機内空間でも「飛行機の中で寝る」ということが少々苦手で、今回それを克服しようとネックピローというアイテムを購入して初めて使ってみたけど、首が熱くなり頭がのぼせてくる気がしてどうも慣れず、結局クッション代わりになってしまった。 やっぱり今回も熟睡はできないまま映画を観たり音楽を聴いたりして時間を持て余す。 そんなときふと渡航前にした相方との口論を思い出した。 これ×2はありえないな( ̄ρ ̄) ヨーロッパで片道20時間だなんて絶対に(ヾノ・∀・`) ナイナイナイナイ・・・・・
KLMの食事のタイミングはANAやLufthansa【ルフトハンザ】と大体同じだけど、パンはトングで配ってくれるのではなく、自分の手で取ってねとパンの乗ったお盆をフンと目の前に突き付けられる。 ちょっと雑でイヤな感じ(,,-_-)
二度目の食事は他のエアラインと同様、特注以外は選択できない。 メインのドリアはシンプルだけどチーズがとにかく美味しくて、益々チーズへの期待が膨らんだ。 あと赤ワインがそれといい相性で、実は2本平らげた(*ノ∀ノ)
15時10分、定刻通りSchiphol【スキポール】空港に到着。 機体が新しいせいか中々いいランディングだった。
相変わらず10歩先を行く相方の後を小走りで、「Arrival」の表示に従い入国審査へ向かう。
入国審査はシェンゲン協定国とそれ以外の国で分けられていて、Kazuの並んだ列の先に4人の審査官がこっちに向かって手招きをしていた。 一番左に座る審査官の列に並ぼうと思ったけど、その右隣の方が人が少なかったのでピッと右にずれたら、これが間違った選択で.. 審査中の人の審査時間がとにかく長い。 左を見るとスイスイ進んでいるので段々周りがざわつき始める。 相方はKazuの右の列に並んだけどそこは二番目に早かった。 並び始めてから15分くらい経った頃に漸く順番がきたけど、またこれが長かったorz.. 根掘り葉掘り聞いてきて、帰りのチケットを見せてとか言ってくるからiPad片手に必死にプレゼンの如くつたない英語で頑張った挙句、審査官半笑いで無事開放。 日本人の英語力を試されてんじゃないかと思ったよ.. (。´・д・)
入国審査で時間が掛かった分、バゲージのピックアップをササッと終わらせ到着口を出た。 その先には40店舗ものショップが立ち並ぶスキポール・プラザが目に入ったけど、18時半にまでには滞在するアパートのオーナーに会わなくちゃならなかったので、ケチャダンスのようなキレでチャッチャッチャッチャと進んで行く。。 これまではザ・日本男児相方について行っていたけど、ここからはKazuが優勢(。`・ω・)b
黄色いベンディングマシンを見つけて颯爽と歩いて行く。
・ OVチップカールト(チャージ式ICカード)専用機・ 紙の切符を購入する機械
の二種類。 ここに来るまでにそういった情報を散々調べてきたので、それを相方に説明しながらNSマークのついた機械の前に並んだ。 Kazuの番が近づいてくると鞄からiPadを取り出して、まとめた資料横目にポチポチポチ・・・
機械での購入はデビットカードかクレジットカード、現金ならばコインでの購入のみで紙幣が使えない。 クレジットカードもVisaかMasterカードに限られていて、さらにクレジットカードでの購入は€1の手数料が掛かる。 右下に記載されている「Toeslag」という表示がそれ。 手数料は切符1枚につき加算されるので、往復チケットの場合誤って片道ずつ購入すると倍の手数料が掛かってしまうことになる。 それにしても€4.20のチケットを購入するのに€1の手数料はちょっと高い気がするなぁ。。( ̄ρ ̄)
切符を購入したら読み取り機でバリデートをすることを忘れずに!! この駅は信用乗車方式なので、これを忘れてチェックマンに捕まると€35の罰金と切符代金を徴収される場合がある。 大人になってからの「忘れました」は通用しないし、ヨーロッパの列車はゲートに関しては甘いけどキセル乗車などが見つかるとタダでは済まず、問答無用で多額な罰金を請求されることになる。 OVチップカールトもNSだと残金€20以上をチャージしておく必要があったりとややこしいルールがある。
Amsterdam Centraal【アムステルダムセントラル】に無事に到着ヽ(・∀・)人(・∀・)ノ
東京駅のモデルにもなったといわれる中央駅の前で記念撮影【◎】]ω・´)パチッ!
東京駅と同じく中央入り口の両側に塔がある。
塔の右側は時計台で、左側の塔には風向計がついている。 帆船や風車と風を上手く利用してきたオランダ人にとって、風向きを知ることは時を知ることと同じくらい重要だったとか。
Amsterdam CSの向かいに在るGVBオフィスでこれから乗るバスのチケットと明日からの利用する7日券と3日券を購入した。
さて、バスに乗ってオーナーRemcoの待つアパートへGoヽ(。ゝω・)ノ
つづきは中編3で(✿ゝω・)ノ
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