2015年1月17日土曜日

★宮古島での年末年始★【後編】

★宮古島での年末年始★【中編】のつづきでございます(((u u*)

2014年の潜り納めは快晴に恵まれ、出航前の荷川取漁港で笑顔で記念撮影。


風もなく海況は。エキジット後の船上もさほど寒くなく言葉数も増えた。
今回3ミリのウェットスーツにショップのフードベストを借りて潜ったけど、この3ミリがかなり体力を消耗させる原因になった。 スーツの裏地が起毛になっていてそこそこ温かいし、肉襦袢をまとっているので大丈夫だろいうといった考えがかなり甘かったようだ(。´・д・) 年末年始の宮古では、ドライまではいかなくてもセミドライまたは最低5ミリは必要である。

あやと船長が操縦する45フィートのコーラル・ビーン号は、この日も爽快な走りで伊良部エリアへ向かう。


宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋は漸く完成し、今月31日(2015年1月31日)に開通予定だそうだ。 2006年の起工から宮古を訪れる旅に、いつになったら完成するのだろう( ̄ρ ̄) と思い続けて9年が経った。 全長3,540m、総事業費は380億円、通行料を徴収しない橋としては日本最長の橋となるらしい。 開通したらこの橋を渡って一度伊良部島に行ってみたいものだ。


今回のダイビングでは、海中写真を撮影するようになってから初めてカメラを持たずに海に入った。 宮古は何度も訪れていて、たまにはカメラを持たずに地形を楽しんでみようと思ったのがきっかけだったけど、事前になって取り敢えず持って行って現地で考えようとカメラチェックをしたところ、カメラが故障していたのだった.. orz..


そんなKazuをよそに、相方はというとオリンパスのPENとハウジングのチェックをにやにやしながらやっていて、今さら「そのカメラKazuに返して( ̄◇ ̄*)ノ゙」なんて言えなかった。 今までカメラを持たずに海を楽しんできた相方、今回の宮古で初カメラ持参の潜水でカメラの管理を全て任せていたところ、あろうことか潜り納めの日にカメラを部屋に忘れて来るという失態をやらかしたのである。


   何てこったい ((゚゚дд゚゚ ))


そんなこんなの年越しダイブは「333(トリプルスリー)」「L字&Wアーチ」「クロスホール」でナポレオン、イソマグロの群れ、ロウニンアジ、そしてアオウミガメといったそこそこ大物たちときたもんで! こんな日に限ってカメラを忘れた相方は、悔やんでいたに違いない。


大晦日の夜はダイビングショップ兼民宿の「あったかや」でカニすき(´▼`人)
みんなで囲む鍋は話も盛り上がって楽しい♪

Lさんが持ってきた箱入りのイタリアワインを開けてくれて、

美味しいチーズを頂く( -人-)
ワインはスパイスの効いた辛口で、癖のあるブルーチーズとの相性も抜群。

酔っ払い全開で記念撮影v(´∀`*v)


毎年恒例の年越しカラオケ大会に参加して、年越し前には十八番である石川さゆりの天城越えを熱唱し、この夫婦に明るい未来はあるのだろうかと思われたことだろう。 いきものがかりのありがとうを幸せそうに歌っていたH子さんには、この先もずっと歌い続けてほしいと切に願う(((u u*)


元旦のダイビングは北風が強く高波で時化の中、宮古島南岸の「ムイガー」「ガオー」の2本で終了。

この日もまた「あったかや」にお邪魔してお節料理を頂いた( -人-)

Yちゃんが、釣ってきたイワシで作った南蛮漬けを振舞ってくれたり、

どこからとなく美味しいアイスが出てきたり、久しぶりに正月気分を味わった。

最近ワインにハマっているあやと船長とワイングラス片手に飲み会の打ち合わせ。

今回で7度目の来島だっただろうか。。 何度訪れても飽きない島。
次は暖かい時期に来よう。

7日間の楽しい思いを胸に.. さぁ、大阪へ、

機窓から大阪の街並みと淀川が見えてきて、もうすぐ着陸。

伊丹空港は吹雪に見舞われ、10度以上の温度差にブルッ ((゚゚дд゚゚ )) と震えて全身に力が入った。 また暫くこの寒さが続くだろう。

今回お世話になったショップスタッフの皆様、ゲストの皆様に深謝。
またお会いできるのを楽しみにしております。


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2015年1月13日火曜日

★宮古島での年末年始★【中編】

★宮古島での年末年始★【前編】のつづきでございます(((u u*)
(今回の宮古島の記事は、7日間【2014/12/27-2015/01/02】の出来事を前中後編に分けて書いています)

海と呑みの目的でやってきた宮古島、来島2日目から4日間にかけてスキューバダイビングの日程を入れていて、ダイビングサービスの「カラカラ先生のダイビングスクール宮古島」(以下、「カラカラ」)に3カ月ほど前から予約を入れていた。 カラカラは10年ほど前から来島時に必ず利用するショップで、ここを利用する客の殆どがリピーターなので行くと誰かに再会し、別れのときは「また宮古で(✿ゝω・)ノ」なんて挨拶を交わすくらいシーズンによって訪れる人がだいたい決まっている。

オーナーご夫婦やスタッフの方々はもちろんのこと、そんな気の知れた利用客の皆さんと楽しい島の時間を過ごすのも今回の旅の醍醐味だ。


初日のダイビングは生憎の雨に見舞われ、器材のセッティングの時点からブルブル((゚゚дд゚゚ )) と震えるほどの寒さに夏のようなテンションはなく皆無言。 エキジット後の寒さの予想はついていたけど、雨と北風の中ポイントに行くまでの間にこんなに寒い思いをしたのは3月の宮古以来だろうか。。 ゴールデンウィークの宮古では必要なかったボートコートが非常に役に立った。

ダイビングをしない友人に「ダイビングって雨が降ったら潜らないの?」と訊かれることがあるけど、雨が降っても台風時や高波、潮の流れが急激に速くない限り潜行する。 今の時期の海水温は気温より4度ほど高く ちゃっちゃと潜行した方が温い。 暖かい時期に宮古を訪れると、お喋りに夢中で海の中で会話できない分ギリギリまで喋って遅目のエントリーになってしまうけど、さすがに冬の宮古はいち早いエントリーで、エキジット後の余りの寒さに終始無言の状態。 そんなKazuを見て大阪出身の船長が「どうしたんや! 今日はえらい大人しいやないか!」と馴染みの大阪弁で言ってくる。 決して大人しい人間になったのではなく、只々寒いだけだった(´-ω-`)

そんな極寒に追い打ちをかけるかの如く2本目は「通り池」ときたもんで ((゚゚дд゚゚ )) それは潜行後池に浮上して再潜行するポイントで、浮上の途中から淡水に変わり、その瞬間一気に2度以上水温が下がる。 それは体感だけではなくサーモクラインという変化の層が目でも確認できるので、二度の覚悟がいるポイントだ。 夏ならいいけど、今後冬は浮上しないと心に決めた。


ショップでのログ付けはガイドさんがホワイトボードに記した情報をカメラに収めて終了。
相方に200円をオネダリしてショップ内の自販機でオンリオンビールを買って一人で始めるのが数年前からの日課。


夜は西里通りのさんご屋で島料理を楽しみながらダイビングの話で盛り上がる。


締めのイカ墨パスタで黒くなった歯を見せて笑い合った。


朝食を買う為に入ったコンビニでマグロの刺身を買って部屋で一人二次会。 相方はというと、旅行をすると気が抜けるせいか体調を崩すことが多く先に寝てしまう。

二日目のダイビングは雲の隙間から朝日が差し込んで、晴れたり曇ったりという天候の中予定通り3本を潜った。 昨日の雨に比べて陽が差すと随分と暖かく、船上も快適だった。

夜はダイビングショップ兼民宿の「あったかや」に呼ばれてお好み焼きパーティーに参加。 宮古島に来て関西のソールフードを食すなんて思ってもみなかったけど、これが関西に負けず美味しくて相方1枚をペロリと平らげた。 食べることと話すことに夢中で残念ながら写真がない。

12月30日は内地で年越しを迎える人と宮古で迎える人が重なるせいか、オーバーで予約が取れなかった。 ま、中日だしインターバルにちょうどいいd(ゝc_,・*) 朝からボケッとしながらiPadでマッサージサロンを検索。 西中曽根に在る「ターチ ムーチ」 というリラクゼーション整体サロンに15時に予約を入れて自転車でひとっ走り。

途中、家の軒先に咲いていたハイビスカスに目が留まる。
ハイビスカスやブーゲンビリアといった南国のイメージをまとった植物を見ると、ヴァカンスで来た気分になる。 が、しかし季節は。。 沖縄では年中咲くこの花に、微妙な気持ちなった。

サロンでは足先から頭まで120分をかけてもみほぐしてもらい、心身共にリフレッシュ(*´ I `) 

夜は別で宮古を訪れている大阪のダイビング仲間のご夫婦と宴会。
年末の西里通りの飲食店はとこも予約でいっぱいの中、飛び込みで入れたお店が大失敗で... (-ω-;)


注文したウミブドウのサラダにはドレッシングがなく焼肉のタレをかけてしまい、とんでもない味に..


次に宮古牛と豚肉のカルビとロースの焼肉セットは小間切れですか?と確認したくなるくらい極小にカットされた肉が運ばれて来て、これで4人前ですか??? といった量に驚いた。 さらに味はイマイチで、タレも美味しくない。 値段も割高でもう二度と来ることはないだろうと店を出た。

気を取り直してヤシガニを売りとした沖縄料理の店で二次会をしたけど、ここはまた全ての料理が脂っこくゴーヤチャンプルーやソーミンチャンプルーがギトギトに光っていた(。´・д・)
年末の宮古を訪れる際は、前もってお店の予約を入れてから来島することをお勧めする。

この翌日からまた2日間、潜り収めと潜り始めのダイビングだ!
天気予報によると31日は嵐の前の静けさといった快晴の予報で、元旦は寒波襲来。

つづきは後編で(✿ゝω・)ノ


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

2015年1月6日火曜日

★宮古島での年末年始★【前編】

謹賀新年
あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いします★



去年の9月に行ったスイスとドイツの記事を年内に書ききることができないまま新年を迎え、Grazの滞在記も未だ終えることなく何もかもをやり残した年明けとなってしまった。

Graz滞在記の筈が終わらなままズルズルと帰国後の渡航や国内旅行記まで書いちゃって、もう何でもアリの状態になっている。 前にも話したように、そろそろブログの題名を変えようと思いついたのがKazuの世界ふしぎ発見ということで.. 少々パクリなお題ではあるが、Kazuなりに世界の「ふしぎ」について謎解いていこうと思う。


オーストリア情報を求めてアクセスしてくださった方々へ、バックナンバー(2012年10月から2013年4月まで)やカテゴリでGraz滞在中のお話を掲載しています。 その他、現在執筆中のスイスとドイツのお話は2014年9月にまとめておりますので、Kazuの体験が皆様の渡航の参考になれば幸甚です。



さて、今回はタイトルにあります宮古島で年末年始を迎えたお話でございます(((u u*)
去年は夫婦二人自宅で寂しい年末年始を迎えたので、今年は楽しいところに行ってみようと思いついた先が宮古島だった。 正直言って宮古島というと、呑みしかないような小さな島でそれ以外はやることがない。 毎年春に開催される全日本トライアスロン宮古島大会美ら島ミュージックコンベーションなど恒例の行事はいくつかあるが、つまるところKazuの来島目的が海と呑みなのである。

2014年12月27日の年の瀬に年賀状やらダイビングの器材の発送など全ての用事を終わらせ、6泊7日の旅に出たKazuと相方。 9時45分伊丹発の便に乗る為に早めに起床したはいいけど「9時に出ると間に合うよ( ̄◇ ̄*)」という相方の寝ぼけた発言を信じたもんだから、あともう少しで乗り遅れそうな事態が起きた。 自分でもわかっていながら、普段諄いぐらいのタイムキーパーの相方がそう言うのなら.. と気が緩んでしまったのだろう。

年末の空港ロビーは帰省ラッシュで普段は見られないほどの利用客の多さでごった返しており、手荷物チェックカウンターの長蛇の列でチェックインに時間を取られ、さらにセキュリティーチェックではチェックインした筈のKazuがチェックインできていなかったというまさかのハプニング。 その直後、「那覇行セキュリティーチェックをあと1分で締切ります」という係員の拡声器アナウンスに思わず脂汗が出そうなぐらいに焦った。 大抵こういう事態が起きたとき、そのアナウンスをしている係員に事情を伝え助けてもらおうとするのだけど、相方の取った咄嗟の行動というのがまさに驚きで、


ANA HPより)
★:係員

チケットカウンターの方へ走り寄ったかと思うと、係員ではなくその横に設置されてある自動チェックイン機の前に立ち、機械と向き合ったのだ(;゚д゚) 相方の職業柄、普段からヒトと向き合うよりマシーンと向き合っている時間の方が長いせいか、こういう事態の時でも普段やっている行動を無意識に取るものなんだと改めて痛感。 そして焦り過ぎた相方、タッチパネルのボタンを間違えて押しまくり、手続きが全く出来ていない状態に隣で凍りつきそうになった。


ダメだ・・ もう1分余裕で過ぎている.. orz..


そこにまた係員の「間もなく那覇行きの搭乗を締め切ります」という拡声器アナウンスに、まだいけるかも知れない(。`・ω・)q と係員の元に駆け寄り、「那覇行きですが、チェックインした筈がチェックインできていないんです! どうしたらいいですか?」と大きな声で伝えると、すぐさまチェックインカウンターのコンピュータで手続きをしてもらえて何とかセキュリティーチェックをクリアすることができた。
階段を下りた先の13番ゲートでは既にボーディングが始まっていて、その列の最後尾にしれっと並び離陸時間を遅らすことなく定刻通り離陸した。


そんなドタバタな始まりで那覇空港に着陸し、50分のトランジットでオリオンビールを頂く( -人-) ライトでキレのいい味わいにホッと一息。


そこに沖縄そばも加わって、今朝の反省会が始まった。

そして束の間の50分が過ぎ ・ ・

いざ宮古へ!

現在、大阪から宮古空港へのアクセスは那覇を経由して行く便しかなく、10年ほど前に直行便がなくなってしまった。 大阪-石垣間や東京-宮古間は直行便があるのに.. いつかまた復活してほしいと切に願う。

そんな直行便のない宮古島へトランジットも含め4時間15分もかけて行くのなら、海外に行くのと費用的にも変わらないんじゃないの??? と、よく周りの人から言われることがある。 ゆえに宮古には、それでもまた行きたいと思う海の魅力と島人(しまんちゅ)、美味しい料理と酒、そして毎度変わらずゆっくりとした島の時間があるのだ。
今回もそんな期待を胸に空港に降り立った瞬間、あらん( ゜ ゜) 思いの外寒いぞ。。 とオフシーズンの真冬の宮古を痛切に感じた来島だった。


到着早々、1年半振りのダイビングのショップでの鍋パーティーは最高に盛り上がり、カラカラメンバーの素敵な笑顔にほっこり(*´ I `)

その翌日から4日間、寒さに震えながらのダイビングの日々。。

つづきは中編で(✿ゝω・)ノ


にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村